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資本(スキルと信用)は「分散」して蓄積できているか?


人的資本社会資本

最近頻繁に出会う言葉です。

人的資本とは「知識、スキル
社会資本とは「人脈、評判、信用」です。

資本をいかに高めるかが問われる時代。

資本を増やすために
積極投資を続けることが大切な時代になりました。

ひとつの組織(会社)で
定年まで勤めあげることは、今までの常識。

定年後は

退職金と年金で
豊かな余生を過ごすことができたからです。

現代は
二人に一人が100歳まで生きる時代。

65歳で退職したとして
あと30年間、

年間300万円で暮らすと考えると
約1億円のおカネが必要になる計算です。

加えて年金不安。

年金のみで定年後も安泰なんて「幻想
くらいに思って備えておいた方がいいかもしれません。


■普通に働いて収入を得て、

生計を成り立たせて残りは貯金。

毎年の損益計算書(PL)を
プラスにすることだけでは安心できません。

貸借対照表(BS)の「資本」を
積極的に積み上げて、

長期にわたって収益を生みだし、
結果としてPLの利益を生み出す

という流れを意識したいです。

MBAを取得して
人脈という資本を獲得して

毎年少しずつ減価償却して
PLの収入に変えていく

というのもひとつのあり方
かもしれませんね。

年収とか利益は、
100年時代を生き抜くサブゴールとしてとらえ、

仕事をしながら資本、
つまり「稼ぐ力」を高めていきたいです。


■大企業一社のみ

で勤めあげるということは、
すなわち資本を「社内に蓄積」させることに近い。

仮に会社が倒産し、
会社を離れなければならなくなったとき、

積み上げてきた資本は
目減りしないかどうか?

いろんな組織やコミュニティに出入りして、
多くの経験や失敗を若いうちに重ねて

資本を分散して形成しておくこと。

※今の時代、40代は「若い」部類です。

大企業は何が起こっても
頑強に自分を守ってくれそうな気がしますが、

資本をキーに考えた場合、
実は脆弱だということに気づかされます。

いずれにしても65歳で定年。
その後30年生きるとき、

あなたのスキルや信用は、
会社以外のところでどれぐらい蓄積されているか?

特に「信用」は、
お金を稼ぐよりずっと難しくて、

信用残高は常に意識しておいて
損はないと思います。

SNSのフォロワーも
信用が数値化されたものととらえて

積極的に増やす努力をすべき。
※適切な増やし方で、という前提ですが。


■要は「求められる人」になろう

ということだと思います。

いろんなところで
本当に必要としている人に
必要とされるものを提供できる存在に。

仕事のオファーをもらったり
会いたいと言ってもらったり

それは「求められなければ」
決して起こらないことです。

そして求められることは
当人にとっては喜びでしかありません。

その喜びを何度も何度も
そしてより深く味わいたいと思うものです。

喜びは自分の行動をさらに加速させ
より一層お声をかけてもらえるようになり

それに応えるように
自らを高め、努力し、工夫しよう

という流れが形成されるはずです。

逆に求められなくなると
求められる喜びを忘れてしまって

努力や工夫を怠って
求められる機会がさらに減ってしまう。

悪循環のサイクルに陥れば
諦めやネガティブな発想を増幅させかねません。

そうなる前に
少し長期戦でとらえて

狭い分野や対象でもいいので
この分野では多少なりとも求められる存在になる。

「ポジショニング」を意識して
一転集中で努力することを心がける。

どんな世界で求められる存在になるのか?
目標設定の具体的な方法について

あるいは

目標を実現するための
時間管理法について

最近は大学生と頻繁に話すようになりました。
私自身にとっても有益な時間になっています。

ちょっと気になる
という方(特に大学生)はぜひ

こちらまでご連絡ください。
zoomなどでお話しましょう!


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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