Stockholm Café Guide
「お茶しよ〜」は人生の醍醐味です。人生は時に超絶ハードじゃないですか。そして自分のマネージャーは自分、生かすも殺すも自分次第。ってなワケでつべこべ言わずに病める時も健やかなる時も茶をしばいていきましょうよ!!
一年半のスウェーデン暮らしの間に、スウェーデンの最重要文化である"fika"(飲み物やおやつを囲んで知人とくつろいだ時間を過ごすこと)にちゃっかりしっかりズブズブ味を占めまして。元々が茶しばき人間なので当然っちゃ当然だけども、お気に入りの場所ができるということはいつだって、知らない街で暮らすわたしを元気にした。自分のためにメモしておきたい気持ちもあって、独断と偏見で愛するストックホルムのフィーカプレイスをまとめておこうかと。スウェーデンに行く予定がある人もない人も興味があれば見てみて欲しいような(見て欲しくないような…)。いわゆるガイドブックはなるべく情報を平たく・網羅的に扱っていると思うけれど、これは反対に入れ込んで・偏った記事なので、そういうのがすきな人はいいかもしれない!…かもしれない。初めは20軒以上載せようとしてたのだけど、ヴォリュームがヴォリューミ〜すぎて最愛プレイス6軒だけになっちゃった。代わりに「こういうのがすきな人は他にこういうのあるよ〜」のおまけ10軒を付けました。何やかんやで結局16軒。あとは何やかんやでガイドブックというかもはやエッセイになっていた、という話もあります。
それでは始めさせていただきたいと思います!すごいしゃべる。
Konditori Ritorno
ここは、初めてのスウェーデン語のクラスの先生に教えてもらったのね。記念すべき第一村人の口コミ(!)先生、黒ブラが透け透けだったし授業しながらバナナ食べてたし、カルチャーショックだった。日本で授業中にお弁当食べてて単位落としたわたしが馬鹿みたいじゃないか。忘れもしないKarin先生。向こうは忘れてると思うけど。で、このカフェめっちゃよかったのよ!人来る度に行ってた。何がいいって、おいしくてリーズナブルなランチが食べられること。物価高いしあんまりご飯食べられるすきなお店無いんだけど、ナンバーワンにしてオンリーワンのランチプレイスね。スウェーデン名物(トルコ由来らしいけど)ミートボールも、ここのおいしい。
かと言ってコンディトリ(パン屋さんとケーキ屋さんとカフェが混ざった喫茶店みたいな業態)だからパンだけ買いに来る人もいるし、これもスウェーデン名物ケーキのprincesstårta(マジパンで包まれたスポンジと生クリームと時々ベリーソース)のかえる版もあるよ。大人も食べてる。kanelbulle(シナモンロール)も、ぺとぺと系とさっくり系があって、ここはわたしのすきなさっくり系。
ここからはネタバレ注意なんですが、ドアの取っ手がみんな大好きクロ◯ッサン!キャワイイい〜〜〜!あと奥の部屋にある「灯台」が夜になると光るよ。目の前が公園だから、ランチ&フィーカ&パークの流れを自然にキメることができて、完全にいい日。
Odengatan 80, 113 22 Stockholm, Sweden(Ⓜ︎17,18,19 Odenplan駅)
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