集古会の会員だった木戸孝允の養子・木戸忠太郎―すごすぎる『昭和前期蒐書家リスト』より③
何回か拙noteで紹介したように、『昭和前期蒐書家リスト 趣味人・在野研究者・学者4500人』(編集:トム・リバーフィールド、監修・解説:書物蔵, 2019年)は眺めているだけでおもしろいが、眺めていて私にとって再び新しい発見があった。
この本には、木戸孝允の養子でダルマの蒐集家であった木戸忠太郎が掲載されているが、引用元が『千里組織』(集古会, 1935年)となっているため、木戸忠太郎は集古会の会員であった。『追憶の柳田國男 下野探訪の地を訪ねて』中山光一(随想舎, 2