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PdM(Product Manager)としてやっている日々の仕事内容 vol.3 機能の設計 & 収益性検討

こんばんは。Go Toトラベルキャンペーンですが東京は除外というニュースが出てから数日が経過しました。
今度は旅行のキャンセル料金に関しても国が負担するというニュースが出てきました。

このように対処はするものの、旅行会社や予約をした国民の工数を考えるともう少し考えてから実施すべきだったのではないか?と私個人としては思ったりもします。

そんな状況ではありますが、札幌市が強烈なキャンペーンを打ち出しました。"さぁ!サッポロ夏割&泊まってスマイルクーポン"というものらしいです。

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このような施策です。宿泊者1人あたり6,000円/泊以上の宿に宿泊に対して5,000円割引になるそうです。つまり2人だと10,000円、3人だと15,000円ということになります。6,000円のホテルに宿泊すると、自己負担は驚愕の1,000円ポッキリということになります。

1回の利用で、最大5連泊まで適用になるそうです。

とはいいつつも、このようなご時世なので自粛生活をされている方はこれからも増えていくかと思います。私は北海道には行く予定がまだありませんが、使えるなら使いたい制度だと思いました。

はじめに

先日から、PdM(Product Manager)としての私の日々の業務に関して、お話をしています。

このお話の続きになります。といいましても私自身どちらかというと技術職経験者ではありますが、技術寄りというよりもビジネス職寄り(営業やマーカケティング)となるので、そっち寄りの観点からのPdMとしてどんなことをしているのか?ということについて続きをお話したいと思います。

1. ビジネスモデルの設計構築
2. プロダクトロードマップの作成
3. 機能設計
4. 収益性検討
5. データ分析と改善案の策定

3. 機能設計

こちらは技術畑出身の方には得意な領域だと思われます。
各機能の詳細仕様を設計していく工程です。ここにどの程度関わるかはプロダクトマネージャーによって大きく異なると思いますが、私はフロントサイドや思いんどういった契約スキームになるのか?等の観点で対応することが多いです。

私一人の力で全てを決められるわけでも決めるべきでもないので、チームとして色々な部門の方に支援を頂いております。例えば、サービスを企画していくチーム、UIを担当するチーム、請求処理を行うチーム、ユーザ対応を行うチームなどなど様々なチームや職種の方に支援をして貰う形で、設計を進めていきます。

4. 収益性検討

収益性、つまりビジネスケースをシミュレーションしていく工程となります。
例えば、TV CMにいくら使うであったり、Web広告にいくら使うか?といった事をした結果ユーザがどのくらい増えてユーザ獲得コストとしてはいくらくらい掛かるのか?継続率は何%なのか?といったビジネスモデルを作っていく工程です。
この結果に基づいて、そのプロジェクト(プロダクトリリース)をGoするのかしないのかといった判断をする重要な指標にもなります。

以前の投稿でもお話しましたが、事業企画のポジションは(というよりもプロダクトマネージャーというべきでしょうか)は「ビジネスとして成功に責任を持つ人」であるので、ビジネスケース作りはプロダクトマネージャーなら避けては通れない仕事だと思います。

色々な使い方が多いと思いますが、今までの経験(似たようなプロダクトや既存プロダクトの実績)をベースにフェルミ推定でシンプルにエクセルファイルに落とし込みこのくらいの利益が見込める等のストーリーを作り上長へ説明することが多いです。

これを実現するためにも、様々なチームの方との調整、折衝をすることは避けては通れません。

持っていると良いと思われるスキル

PdMが技術畑出身の方が多いと言われる仕事でもあることからかもしれませんが、プロジェクトマネージメント能力は持っているととても強いのではないか?と思います。

なので、SIerなどでPM(Project Manager)としての経験をお持ちであったり、PMBOKの資格持ちの方だったりも多い印象を受けております。

ちなみにPMBOKについては下記をご参照ください。

まとめ

本日はPdMという仕事を通して私はそこまで入り込めない領域である機能設計と、PdMとして検討を進めている収益性検討についてお話しました。

また、この仕事を通してエンジニアでPMをバリバリやられていた方が、このような領域の仕事をされることが多いのだろうなと驚くことが多い印象を持ちました。

この仕事自体は、まだまだ日本でも数が少なくこれからもっと増えてほしい職種でもあると考えております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。




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