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【Kindle¥0】【感想】はたらくおっぱい

命を一年飼うことのできるからだに生まれついたものの宿命として、育休・復職や転職について早くから考えなければならない。

早い子だと、高校生のころから逆算して、育休・産休を取りやすい職業の資格の勉強を始めていたりする。(あるいは、看護師を目指すなど)
男女平等になったところで、建前上は自由に仕事を選べるとはいえいくらか息苦しさを感じるところもある。

命を飼えるからだに生まれついたものの業についてさらっと触れているし、私たちは同年代なので、やっぱりそういう影が差す頃なのだと思う。

AV女優で文才があってうらやましいなと思った。しかもかわいいし。

今の職業を私は将来性で選んだ気がする。彼女のようにAV女優の仕事に魅力を感じたとしても、その道を突き進まなかっただろう。

でも、大人になると自分に残された時間の逆算が始まって、もっと好き勝手自分の感性で突き進みたかったな~とちょっと後悔している。だから軌道修正する予定。

「働いている」という自覚は、下等とか高等とか、認知とか信用などの質や業種に関係なく、常に自分で「発生させなければならない」ものであると思っている。

はたらくおっぱい

彼女を支えている人への感謝や、彼女自身が仕事にかけている思いが行間から伝わってくる作品だった。
私の場合、仕事については、生活するためと割り切っていたけど、人生で大きなウェイトを占めるものだからもっと使命感めいたものをもって取り組めるものの方がエンジョイできるよね。。。


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