見出し画像

ちょっとダークソウル考察・・・1

グウィンの目的は何だったのか?


(ネタばれ含みます)


ダークソウル無印のラスボスであるグウィン。
その存在はオープニングムービーで紹介されていますね。

グウィンが登場するオープニングムービーはダークソウルのストーリーが語られています。
まとめると、

 ・最初は朽ちぬ石と古竜だけがあった
 (生命は存在しない灰色の時代)

 ・いつか始まりの火が灯り世界に差異が生まれた
 (生命が誕生し、生と死の概念が生まれた)

 ・幾人かが火から王のソウルを見出す
  最初の死者ニト
  イザリスの魔女とその娘たち
  大王グウィンとその騎士団
  そして誰も知らぬ小人
 (王のソウルは見出した物に絶大な力を与える。
  そして、ここで言う小人とは人間のこと)

 ・王のソウルを見つけた者は古竜へと挑み
  ウロコのない古竜、シースの裏切りによって古竜を打ち破り、
  火の時代が始まった
 (グウィン一族が神として世界を統べていた時代が始まる)

 ・しかし、やがて火は消え闇だけが残る
 (始まりの火からソウルを取り出したので始まりの火が消えてしまう)

 ・今や、火はまさに消えかけ
  人の世には届かず、夜ばかりが続き
  人の中に、呪われたダークリングが現れはじめていた
 (ゲームの開始の時点
  ダークリングが現れた人は不死人となって死ななくなってしまう
  要は火が陰ったことで差異があやふやになってしまった)

と、こんな感じなんですが、
オープニングムービーではグウィンが火の時代を築いたことは語られていますが、
火が陰り始めた後に何をしているのかは語られていません。


一応、登場人物の話や各種アイテムのテキストで推測はできます。

 ・イザリスの魔女が事態打開のため、
  始まりの火を自分で作ろうとして失敗する
 ・その失敗により各地に混沌のデーモンが発生
 ・グウィンはデーモン討伐のために黒騎士(銀騎士?)を連れて討伐へ
 ・しかしグウィンはすべてのデーモンの討伐を断念
 ・自らを始まりの火に投じることで火継ぎを行い火の時代の延命を図る

おそらくこんなところでしょう。

しかし、グウィンが始まりの火に身を投じても完全な火継ぎではなく、
やはり同じように火が陰り始めてしまい人々からダークリングは消えることはありません。

グウィンはそのことを予想していたかのように準備をしていました。

自身の友人である世界の蛇フラムトに使命を託したのです。
「不死人たちへ試練を与え、
 すべての王のソウルを集めてグウィンの後を追い火継ぎをさせるように」と

ただ、ここで疑問が発生します。

先にも述べた通り、グウィンはラスボスです。
火継ぎをしようと頑張って王のソウルを集めた不死人である主人公に、
グウィンは襲い掛かって来るのです。

不死人に火継ぎをさせるのがグウィンの目的なら、
グウィンが襲い掛かって来るのは頓珍漢ではないでしょうか?

すなわち、グウィンの目的は不死人に火継ぎをさせることではなく、
別の目的があったのではないでしょうか?


今回はここまで。

次回はグウィンの本当の目的を考えるにあたって、
火の炉の扉と火継ぎの条件について考えて行きます。

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

心に残ったゲーム