見出し画像

食事に気を使わない人っているじゃない? それなりに食事の楽しみ方を弁えている人にとって、あの手の人って結構迷惑ってだけの話。

はろはろ~。ウエシマでーす。

まあ表題の件。

食事に気を使わない人。

えっと、言葉足らずになるんだけども、健康的にとかバランスがどうとかそういう気の使い方じゃなくって、食べ物全般に興味がないのかなんなのかよくわからない人。
私、それなりに食い意地が張っておりまして、いろんなモノを食べたいし、美味しいモノを食べたい。

なので、まあそれなりにというか、自分なりにメシの食い方、楽しみ方があるし、それを弁えている人間だという、まあメシ食いの中の最低限のモラルを理解している、というものがあります。
あると思います。

ところが!

ところがですよ!

たま~~~~にいらっしゃる。

本当に、よくわからない思考の方。

今日はそんな食事にまつわる「えっ!?」「はあっ!?」となった話をいくつか紹介したいと思います。

1.それは最上級のそばです!

派遣で職場を転々としていると、よくメシの話をしたりするんですが、あるおっちゃんの話。

「昔、美味しいそば屋に連れて行ってやるっていわれて、行ったんやけど、そこのそばが真っ黒でぼそぼそで、ぶつぶつと切れて、全然美味しくなかった。そのくせメチャクチャ高かった」

はい、そば好きのみなさんならすぐにピンときましたよね?

「えっ? それって多分十割蕎麦ですよ! そば好きからしたら最高のそばですよっ!」

「え~~~っ! そうなん? でも全然美味しくなかった」

「そばの風味がキツくて、つなぎも入ってないからツルツルしてなくってぼそぼそですぐ切れたりするんですけど、そのそばの風味を味わえる最高のそばですよ? そりゃ高いですよ」

「そっかー。そんなの教えてもらわんとわからんわー」


はい!
この話、どうですか!

もったいないとかそう言うのよりも、ええおっちゃんが、ええ歳まで十割蕎麦も知らずに生きていたその食事に対する無頓着さがなんとも言えない哀愁を感じさせますよね?

ていうか、親からなにを食わされて育ったのか、奥さんはおっちゃんに何を食べさせているのか、いろいろ気になってきてしまいます。

まあ、それで幸せならいいんですけど……。


2.焼肉屋で海鮮盛り合わせを頼むな!

とある会に参加しましたー。
まあ老若男女いろいろの会ですー。
焼肉に来ましたー。
はい、みんなで美味しく焼肉いただいていますー!

おばちゃんが頼みもしないのに「向こうのテーブルでいっぱい頼んだから!」といって海鮮盛り合わせの皿を持って来ました。

「あなたたち若いんだからこれくらい食べれるでしょ? あっちいっぱい余っているから、食べて食べて」

い~や、ちょっと待てと!
ワシら焼肉屋に焼肉喰いにきとんねんと!

「焼き肉屋で野菜とか頼む必要はねえんだよ」by貝木

それをなにをてんこ盛りの海鮮盛り合わせ持って来とんねんと!
自分らで処理しきれんかったからってこっちに回すな!
いらんことすんなと。

焼肉屋で口の中がこってりするので、間に野菜を挟む為に焼き野菜を入れるのはまだギリギリわかる。
だが海鮮は違う。

わかってくれるか俺のこの憤りが!
この悔恨が! 怨恨が! 怨嗟が!

それは焼肉に対する冒涜だ!
それは焼肉を愛する者への冒涜だ!

違う!
違うのだ!

ラーメン屋でサイドメニューだけでラーメンを頼まないのとはワケが違う!

違う!
違うのだ!

ピザ食べ放題のお店で大盛りのパスタが出て来てしまって失敗とかそういうんじゃない。

もっとこう根本的に……違うのだ!

なんでそれを頼むのか、本当にわからなかった。
めんどくさかった。
賞味、来るんじゃなかったとすら思ったほどだ。
しかもその海鮮がめっちゃ美味かったならまだいいが、特に美味くもないのに、肉で結構腹一杯になったあとに食わされて辟易とすらした。

そこはちゃんと気を使えと。

しかしああゆうの、自分は「気遣いが出来ている」と思っているだけに質が悪いのだ。

いやはや、なかなかにメンドクサイ。


3.美味い店を教えて

1人でよく食べ歩きをするというだけで、聞かれること。
「美味しいお店教えて」

知らん!
自分で探せ!

あと
「安くて美味しいお店教えて」

知らん!
逆に教えてくれ!

俺が美味しいと思っていたとして、お前の好みに合うかどうかもわからんのに教えてやれるか。

で、一応社交辞令として

「どんなんがお好みで」
とか聞くやん。
俺もまあ世間一般でいうところの優しい方の部類に入る人間やし。

ほんならお前……

「なんでも!」

お前には絶対に教えんっ!

ってなることがよくある。
バカなの?


4.『生麩』くらい知っとけ・・・

とある食事会。
おばさん、お弁当に入っている「生麩」が初めてらしい。
「なにこれ? ゼリー?」
隣のおばさん説明。
「ゼリーじゃないよ、生麩」
「なまふってなに? ゼリー?」

いやいやいやいや!
中学生とちゃうねん!

大学卒業したての新卒ちゃうねん。
しかもずっと京都近郊に住んでて、「生麩に出逢わない」ってことある?

いやー。びっくりしたねー。

まあ、そういう人もいるんやって、私も勉強になりました。


5.「あの店知ってます? あのめっちゃマズい店!」

知らんっ!
たまにそういうことを言ってくるヤツが居る。

「あっこの○○って店行ったことあります?」
「なにそれ有名なん?」
「いいえ」
「えっ……じゃあなんか美味しいのがあるとか……」
「いいえ、めっちゃマズいんです」

「誰が行くかっ!」
そういうの共感して欲しい話は友達とかにして。
私はあなたの友達ではない。

そもそもマズい店を紹介するお前の神経が理解不能。



その他

あとは……まあ人間いろいろあると思うけど、ええ大人が「1人で飲食店に入れない」とかいう人に今までに何人か逢いましたが、マジでどうしてんの?

とまあ食べ物に無頓着な人って結構いますよねって話です。

なんでもいいんですけど、美味しいモノはちゃんと美味しくいただける人間でありたいと、そう思いますよね。

私も全然知らない食材とかありますし、偉そうなことは言えませんが、一般的な物は知っておいた方がいいと思います。
興味がないっていっても、口に入れるものなんですから。
もう少しは興味をもって欲しいものです。

少しでもいいな、と思っていただければ投げ銭などしていただけると、またイイモノを書こうというモチベーションが上がります。
何卒よろしくお願いいたします。

ここから先は

37字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?