Takeshi Hioki

note始めます。発酵、日本酒、旅行、などなど今までの経験を書き綴ってみようと思います。

Takeshi Hioki

note始めます。発酵、日本酒、旅行、などなど今までの経験を書き綴ってみようと思います。

最近の記事

発酵ヒストリー#044

久しぶりの東京農大のエクステンション講座、しかも小泉先生の特別講座ということでずっと楽しみにしていた。当時は申し込み順(既に抽選になっていたかも。記憶が曖昧でごめんなさい)だったと思うが、申し込みしてから当日を迎えるまで長く感じたこと。 (その間に金沢に行くなど週末も忙しくしてたはずなのに。。。。。。) 特別講座とあって、今までの講座とは違い一般教室から 講堂(農大アカデミアセンター B1階 横井講堂) での開催だった。 開演10分前に到着した講堂では、既に沢山の受講生が

    • 発酵ヒストリー#043

      金沢 発酵食大学院(その8:カリキュラム第4日)  2017/12月 大学院コース後半の第4日目は、また金沢市立大学での講座と、最終試験の2本立て。 講義の一つはホリ乳業の堀社長の授業となる贅沢なコース。 金沢駅から野々市駅までの短い間も、同期受講生たちは試験の話題で持ちきりだった気がする。 最初の講義がヨーグルト、乳酸菌に関する堀社長の講座。後半にはヨーグルトを活用したレシピのデモと試食という贅沢な内容で、調理デモは大学の実習教室を使っていて、小学校の調理実習を思い出

      • 発酵ヒストリー#042

        金沢 発酵食大学院(その7:カリキュラム第3日後半)  2017/12月 大学院コース後半の第3日目の後半は、金沢の発酵調味料 といえば、株式会社ヤマト醬油味噌 さん と言っても過言ではないと思うが、金沢港大野にある麹パーク施設を訪問するというカリキュラムだった。 教室からタクシー数台に分乗しての移動。思ったよりも遠くて到着した頃には雨が降り始めていた。 到着した施設は、全てがまさに金沢の発酵文化の歴史を感じさせてくれるところで、写真に収めることすら忘れて、しっかり目に

        • 発酵ヒストリー#041

          金沢 発酵食大学院(その7:カリキュラム第3日前半)  2017/12月 大学院コース後半の当日第3日目の朝。 デモンストレーションで実技に使う食材を前日に購入し、夜遅くまで準備をして、ようやく間に合った土曜日。今回の移動は羽田から小松空港、空港バスを利用して前回と同じく金沢市場近くの教室に向かった。 羽田からの空路は、気流も安定して、途中の山々の雪景色がバッチリ、絶景の45分間で睡魔にもめげず、景色を眺め続けていた。 こちらは 小松空港へのファイナルアプローチ。 無

        発酵ヒストリー#044

          発酵ヒストリー#040

          金沢 発酵食大学院(その6:宿題)  2017/12月 大学院コース3日目に向けた、宿題の準備を進めていた。 発酵食メニューの実技に向けたレシピの添削を受けられるというもの。 まず、何を作るか迷ったものの、当時我が家で繰り返し作っていた、発酵調味料を使ったなめ茸をメインに考えることに決めた。 砂糖の代わりに甘酒、醤油は醤油麹、みりんと日本酒も加えて、えのき茸に味付けをするというシンプルなもの。 それだけでは、4人分のメニューとならないので、なめ茸を使ったパスタにすることに

          発酵ヒストリー#040

          発酵ヒストリー 番外編その2

          発酵に関して、自分自身が経験した事柄を書き綴ってきましたが、当時撮影した写真を見ると、”あ〜こんなことしてたんだ!”と、 懐かしく&恥ずかしく 感じながら40回まできました。 今回は、米麹を使っていろんな仕込みをしていた証拠写真(?)が見つかったので、番外編として書きたいと思います。 最初に仕込んだのは 塩麹。 あまりに簡単 だけど 料理に使うととても効果がある。 ことを体感していた。 次は、醤油麹。  こちらもなんでこんなに美味しくなるのだろう! っと麹の魅力に益々は

          発酵ヒストリー 番外編その2

          発酵ヒストリー#039

          渋谷 日本酒ダイニングsakebaでのイベント  2017/11月 翌週は、英語で日本酒を勉強する予定で、渋谷でのイベントに参加した。 場所は渋谷駅南口から少し南に向かったビルの中にある sakeba というお店。 日本酒を英語で楽しむことができそうな案内に惹かれて申し込んでみた。 日本語でのイベント名が  Sake Exchange Tokyo ワークショップ ~日本酒と和食とのペアリングを楽しもう!(酒米の違い編)~ 国際きき酒師とともに日本酒と和食のペアリングを愉

          発酵ヒストリー#039

          発酵ヒストリー#038

          金沢 発酵食大学院(その5:カリキュラム第2日)  2017/11月 翌日(日曜日)、カリキュラムの2日目は開催場所を石川県立大学の校舎に移動し、本物の大学の先生から講義を受ける。 という内容になっていた。 最寄りの 野々市駅に集合し、受講生乗り合わせで校舎に向かうという計画。 高岡からの移動のため、ホテルの朝食を ささっと済ませて、金沢行きの列車に乗り込んだ。 前日の暗闇の車窓とは異なり、田園風景と北陸新幹線高架を楽しみながら、途中能登(七尾)方面への乗換駅を経過し、定

          発酵ヒストリー#038

          発酵ヒストリー#037

          金沢 発酵食大学院(その4:カリキュラム第1日 放課後)  2017/11月 金沢から高岡までは、IRいしかわ鉄道経由あいの風とやま鉄道を利用して約40分の移動となる。高岡への訪問(電車を利用して)は以前一度だけ富山方面から訪れたことがあったが、金沢方面からの移動は初めてだった。 暖房が効き過ぎた感のある列車は、途中駅すべてに停車する普通列車。昔は国鉄の路線として営業していたのだろうが、利用客も少なくなったのかな?と感じさせる車内だった。 高岡には 発酵ストーリー#025

          発酵ヒストリー#037

          発酵ヒストリー#036

          金沢 発酵食大学院(その3:カリキュラム第1日)  2017/11月 大学院コースの申し込みを済ませ、実際に金沢への1泊2日の旅程を決める際に問題になったのが、宿の確保だった。外国人にも人気の観光地だけあって、金沢市内でお手頃な価格のホテルが確保できなかった。悩みに悩んだ末、お隣 富山県の高岡まで電車で移動する という(強行?)手段を選択することになった。 往路の新幹線は、ご案内いただいた通り10時前に金沢に到着する新幹線(かがやき)、帰りは小松空港からANA便を予約した

          発酵ヒストリー#036

          発酵ヒストリー#035

          金沢 発酵食大学院(その2)  2017/11月 通信部講座は基礎中の基礎を改めて再確認できた良い機会だった。 今でも、甘酒作りなどのレシピはこちらを参考にさせていただいている。 通信部の講座を終了することができ、本命の大学院講座へ申し込みをしようとした。 土日の2日間を2回、金沢で受講することが必要になる。移動時間等少しハードルは高いが、現地でしか経験できない講座もあり、どうしても受講したいという思いが強かった。 ただし、できれば、土曜の朝に出発し、日曜の夜に帰ってき

          発酵ヒストリー#035

          発酵ヒストリー#034

          金沢 発酵食大学院(その1)  2017/11月 時間は少し遡って、2017/7月頃、もう少し詳しく発酵を学ぶ機会がないかとネットを中心に探していたところに出会ったのが、発酵食大学 という講座だった。 目的に合わせて、様々な受講形態が選択できるという魅力に加えて、本拠地が金沢にあることから、石川県の発酵文化を学ぶことができるカリキュラムが豊富だった点に興味を持った。 (前にも書いたが、能登地方への個人的な興味と、初めて訪れた旅行で一気にその魅力を体験できたことによって、益

          発酵ヒストリー#034

          発酵ヒストリー#033

          農大 大嶋農場の手前味噌作り講座  2017/11月 前回に引き続いて、東京農大「食と農」の博物館で開催されたイベントに参加。 目的は、手前味噌の仕込み体験である。 https://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/news/article/291135/ 11月上旬の3連休。ちょうど農大では収穫祭が開催されていて、沢山の人が訪れていた。 正門にはお祭りに合わせた装飾が施されていて、いつもと違った雰囲気だった。

          発酵ヒストリー#033

          発酵ヒストリー#032

          農大エクステンション 飯尾醸造のお話  2017/10 月 益々、発酵ものへの興味が高まり、一歩一歩のめり込んでいく自分を、どこか第三者的に(頭の後方上方から俯瞰的に)見てる自分がいたような気がする時期だったと思う。 次に参加したのは同じく10月、東京農業大学のエクステンション講座(講座番号C026)、京都宮津の飯尾醸造さんのお話だった。 講座のタイトルは、 飯尾醸造の米栽培から酒造り・食酢醸造〜丹後を日本のサンセバスチャンに〜 となっていて、お酢に関する講座である

          発酵ヒストリー#032

          発酵ヒストリー#031

          発酵食や日本酒に関するイベント探しが、日課になっていたような時期だったと思う。 次に参加したイベントが、”全国発酵食サミット”@東京日本橋なるものだった。 確か、平日の午後だったと思う。会社を半休して、大急ぎで日本橋に向かったと記憶している。 会場に着いたのは、開会の直前。ほぼ座席は埋まっていて、恐縮しながら少しばかり残っていた空席に着席することができた。 どうやら、第10回の記念大会なのだそうで、発酵に興味を持ち始めたばかりの自分には、そんな過去は全くわからないものの、

          発酵ヒストリー#031

          発酵ヒストリー#030

          日本酒の日 (灘酒蔵訪問 その4)  2017/10 月 東遊園地でのイベントを後にし、工場見学午後の部に参加のため、急いで白鶴本社蔵に戻った。 午前中は、一般の工場見学ルートを拝見させていただいたのだが、午後の予約制の回は、特別に普段入ることができないようなところまで、見させていただけるという案内だったと思う。 最初に集まった会議室では、責任者の杜氏の方から酒造りにまつわるプレゼンがあり、ますます期待が高まった。ご説明の中では、基本的に写真撮影は禁止であること、撮って

          発酵ヒストリー#030