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家づくり - 0ヶ月目【家づくりセミナー(スタートラインに立った日)】

ポストにチラシが入っていた。
近隣地域の工務店(以下A工務店)の「家づくりセミナー」の案内。
近所の区民センターでやるらしい。

悩み始めると動きが鈍くなくなる自分達が、
「ちょっときっかけづくりに行ってみる?」
と軽い気持ちでこのセミナーを予約した1月を、マイホーム計画0ヶ月目とする。

こう、何も下調べもせずに「(住宅展示場などに)行ってみる?」から飛び込むのは陥りがちな危険行為と色んな情報に書かれていたりもするけれど、
私たちは寧ろ、互いに超ド級の慎重×慎重夫婦なので
ちょっと下調べなんか始めた途端にありとあらゆることが気になって
調べるほどに出てくる無知や不安を潰してからでないと動けなくなる。

勿論リスク0なんて不可能なので、限りなく潰して0に近づけても次々どんどん湧いてくる。
本当にしらみ潰し、当然判断も決断も遅い。

幸いにも、住まいづくりの大枠はわかっている(つもり)だったので、
ひとまずは飛び込みででも、自分達家族以外の他者を交えて家づくりの話し合いをしたかった。


行動1:A工務店の家づくりセミナー

セミナー予約のきっかけ

A工務店のセミナーに申し込んだ考えの流れとしては、

  1. そろそろマイホームが欲しい…。
    (そのまた根本のきっかけはまた別途✏️)

  2. 土地から購入しなければならない。

  3. 希望の区に詳しい人に住み心地等も含めてよい土地探しのアドバイスやお手伝いをしてもらいたい。

  4. それなりに続いている地場の工務店なら地元に根付いていて、その地域の物件情報も豊富そう。(そもそも悪どい家づくりしてたら地域に根付かんやろうという考え)

  5. 工務店っていっぱいあって情報は少ない…どうやって探す…?

  6. A工務店のセミナーのチラシを見て、チラシの印象は質もそれなりに良さそう。

  7. あっ、おしゃれそうな家づくりの実例本貰えるジャン!

  8. ネット予約!

私もハウスメーカー勤務時代に、一日だけやったことあります。ポスティング。
ファミリー向けのマンションに、戸建てのチラシをひたすら配る。
私は営業じゃなかったので呑気にも”正直これってそんなに効果あるんやろうか…”って思ったりもしたのですが(実際に反応はあります)
私たち自身、めちゃめちゃ効果出るタイプの人でした。

「動機!時期!予算!」
まずはそれを掴むことが大事って、営業所でここぞとばかりに繰り返してきた文言なんですが
今、身に染みています…。


セミナーが思いがけず個別案内に

区民センターで参加予定だったセミナーだったのですが、開催数日前に夫に連絡がはいります。

他の参加予定だった方が例の感染症にかかってしまったとのこと。
急遽予定変更、A工務店のモデルハウスで個別にお話を伺うことになりました。

個別となるとハードルが変わってきます。
セミナーならふんふん聞いて、気になること質問して、なるほど、それを踏まえて検討しよう!って帰るつもりだったんですが
えっもう掘り下げられるやん…と。

しかも、モデルハウス。
営業されちゃう…。

もしかしたらセミナーの案内はフェイクだったのでは…なんてうっすら思いながら、住宅地の一角にあるモデルハウスに行くと
迎えてくださったのは営業のA川さん、A田さん、そしてA山社長の3名。

ご挨拶して、綺麗なモデルハウスを一通り案内してもらって、そしてダイニングスペースに着座。

大きな住宅展示場だと、ふらっと入ってこられた方を着座までご案内することは、若手営業の第一関門のように言われていたので
あぁ…ついに席に着いてしてしまった…
家づくりのスタートラインに立ったのだ…という気持ち。

会社や性能の説明や、例の通り動機・時期・予算をはじめ基本的な家づくりに関するヒアリングをひととおりして貰い、
セミナーで流す予定だったスライドもお願いして見せてもらう。(セミナーは本当でした、疑ってスミマセン…)

まぁ結局のところ私たちは、
・新築戸建
・中古戸建(リノベ)
・新築マンション
・中古マンション(リノベ)
そもそも全ての選択肢の可能性が残っていて、まずその方針から固めることが宿題になりました。

そりゃそうだ。

勿論それをいつまでも迷っていては始まらんのは自分達だってよくわかってる。
それをふるいにかけるべく、まずは準備運動がてらセミナーに…って思ってたら
今日まさかの個別案内になって準備運動もそこそこにスタートラインに立つことになったんだ。

豪快な性格の社長には、あまりにも慎重すぎる私たち夫婦の性格を心配される始末。

そして「来月、(私たちと)同世代のご夫婦が建てた家の完成見学会があるので参考になるから来てみて!」とのお誘いを受けて、
もうこうなったら走り出すのみだ、と次のアポまでしっかり受けた。

次のアポに繋げるって、本当に大事なんだよ…。
こうやって今度は施主側で、あの頃を噛み締めることになるとは。


完成見学会へと続く

結論として、腰の重い私たちには偶然にもセミナーではなく個別案内になったことは良かった。

あのままセミナーだったら、多分帰ってからまたもくもくと家づくりについて得た情報を堀りに掘ってただろう。

次回アポがあることで、ひとまずそれまではもらったお洒落な事例の本でも読んで夢を膨らませとこ〜ってほどほどに肩の力を抜きつつ前向きになれた。

予算の事やライフプランなど、深刻な現実ともガツンと向き合うことになるが、
なんだかんだあーでもないこーでもないと少しだけ現実味を帯びた夢のマイホームについて話し合うのは楽しい。

走り出してしまったけど、まだまだレーンの変更はいくらでもできる段階。

A工務店の完成見学会へ、続きます。

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