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作品撮りのコツ(クリエイター向け)

前提とゴール

前提:クリエイター向け
(ヘアメイクさん、デザイナーさん、フォトグラファー、映像関係者など)

ゴール
作品撮りのコツが分かる

前提の話



撮影には大きく、非商用、商用があります。
非商用(個人のプロフィール、作品撮り)
商用(大きく広告など売上に繋がるもの)


今回は作品撮りなので非商用の方の話になります。
クリエイター(フォトグラファー、ヘアメイクさん、スタイリストさん、などなど)は作品撮りが大切だと言われます。

商用作品ではなくて
個人やチームでの作品撮りにフォーカスを当てた話になります。


その理由は以下です。

目的としては
「技術習得」、「営業の為の素材」、「客観視」 
の3つがあるかと思います。

1つずつ見ていきましょう。

専門的な事象を扱いクリエイターなら、常に技術の更新、向上に努めなければいけません。最近、この感じがあるんだけどあなたの作風に混ぜてできそう?みたいな案件もたまにあります。ファッション系などトレンドが絡むものを扱う場合は特に日々のリサーチ&技術習得が鍵になります。

例えば、クリエイター系の場合の就職活動、転職活動、フリーになりたての営業活動ではポートフォリオは必須です。
そもそもあなた何ができるの?を視覚的成果物として提示する必要があります。特にあなたらしさが出ている作品があると有効的です。
そして差別化することでセルフブランディングにも繋がります。

良くも悪くも客観視できるでしょう。あのトップアーティストと比べて自分はここがまだまだだとか、ここはうまくいったなどです。
クリエイターは成果物が全てなので。
「差」がわかったらあとはその理想との差を埋めていくだけです。

デメリットとメリット


作品撮りするデメリット

デメリットなんてない気もするのですが強引に捻り出した結果を書きます。

「お金」はかかるでしょう。ここは投資と捉えれるかどうかです。
材料費、スタジオ代、衣装代、小物代、などなど
既にフリーランスや会社の場合は経費で落とせます。
と言っても、目の前のお金が減ることには変わりないのですが。
(念の為、税金に詳しい人にご確認を)

「時間」のやりくりが大変。
働きながら、学業しながら作品を作るのはとてもエネルギーのいる所業です。特にチームで動くとなるとスケジュール調整など仕事レベルのエネルギーを使うことになると思います。それでも、作品撮りしている人が伸びます。

「相性」
ある程度のメンバーとの相性はあると思います。
相性が良かった場合はそのまま仕事を紹介しあったり、お願いしたりという関係に発展することもあります。

作品撮りするメリット

「改善点の回収」
作品撮りはあくまでもある程度の品質で完成させることは求めれます。ただ、暗黙の了解というか認識として高度な練習のような認識もある為、お互いが好きなこと&実験的な表現をすると思います。
その際に出てくる改善点というのは実はとても貴重です。
仕事でそれをやったらクレームで信頼が底に落ちますが、作品撮りなら仕事ではないので改善点として回収することもできます。
(メンバー内での認識は事前に確認した方がいいです。)

「仕事に繋がる」
自分が仕事をしようとした時、最初に知り合いを思い浮かべると思います。
その時に作品撮りで一緒になったヘアメイクさんにお願いする&紹介するなど作品撮りから仕事に繋がることもある

「好きの再認識」

「自分は何が好きなのか」という問いは組織にいたり、学校にいたりすると忘れがちです。自分の好きをしっかりと認識することで表現として、差別化として生きてきます。好きがわからなければ触れた時にテンションがあがるものです。「感情」を観察しましょう。

好きを扱った方がいい理由

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