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気管支鏡専門医 合格への最短ルート

どれくらいで切られるのか?

2022年1月15日(土曜日)まで、あと19日となりました。2年の期間があるので、今年の最高得点は例年より上がってしまうのか。
恐らく変わらないでしょうが・・・
どれくらいで切られるのか?とか、どうでもいいけど気になりますよね。

出題数は

一般問題50問、画像問題30問

合格率は

79.1%(2017)-74.7%(2018)-81.3%(2019)
と推移しています。
受験者数は例年 大体200人弱。

合格基準は

「一般問題,画像問題ともに,それぞれの最高点の 60%以上取得した者を合格とした.」とあります。
2019 年度気管支鏡専門医試験結果報告からは、
最高得点は一般問題では95/100点、画像問題130/150点となっています。
従って、最低合格点は一般:57点(57%)、画像:78点(52%)となります。いずれかを下回ったら、不合格となります。

http://www.jsre.org/info/2002_shikenkekka.pdf

まずは何をしたら?

気管支鏡テキスト 第3版を買いましょう。
これ買わないと、始まりません。
私が受験した時は3版が出たばかりで、先輩から貰った2版でゴリ押し受験も頭によぎりましたが、新しく買った3版と見比べて、買って良かった、と心から思ったのを覚えています。

出題範囲は

気管支鏡専門医試験のガイドライン(http://www.jsre.org/senmon/guideline.html)に記載の通り。
気管支鏡テキスト以外で出題されるとしたら、

付記:以下の項目についても履修しておくこと

  1. 関連臓器の解剖

  2. 肺縦隔の画像診断

  3. 胸腔鏡

  4. 縦隔鏡

と記載されている通り、比較的外科領域の話となるでしょうか。
まぁ外科医にゲタを履かせてあげようという配慮?なのか。呼吸器外科医の場合は、ストレートに行く場合、呼吸器外科専門医試験の翌年に受験可能になります。個人的にはその知識が残っている内に受験して、負荷が少なくて済みました。

テキスト以外に、何勉強すればいい?と聞かれたら。

「画像」です。
40%弱が画像問題であり、画像問題における「最高得点者の60%」の得点を得られないと、合格できません。
テキストと同じ画像は出題されないので、それぞれの疾患の特徴的な画像を何枚か記憶しておき、鑑別できるようにしておく必要があります。

全ての範囲をひとまず網羅した問題があれば・・・

とはいえ、テキストを読み込むことが一番重要なことになるのですが、そもそも成書を淡々と読む事は単調なため、根気が必要になります。
ここで、問題があれば、それを調べるような形で読めるので、「調べよう」「なんだっけ?」というActiveに読み進めることができ、重要なポイントが分かりやすく、スピード向上・モチベーション維持につながります。日常的に行っている「診療場の疑問→調べる」という形ですから、ストレスも少ないです。
当然、問題が作成されていれば、復習用の問題作成作業が不要になります。スマホで通勤中にできてしまいます。
私の作成した問題集が、皆様の勉強の一助になればと思います。
本当であれば、テキストの通りに問題をUPしたかったのですが、この内容構成も著作権となるため、独自の切り口で実践3、総論2、各論2のパートに分けてあります。これにより、特に専門医試験を考えていない先生にも、一部だけで使えるモノになったのではないかと自負しています。

そんな悠長な事を言ってられない

そう、年末年始も関係なく教授は大きい手術入れるし、既にICUにECMO患者いるし、テキストを開く時間がない。でも申し込んだからには、受かりたい。
そんな方にも、私の穴埋め問題集を使用して頂ければと思います。
臨床に従事されていると思うので、理論はほぼ理解されているのではないでしょうか。後は細かい記憶を強化するだけ。この穴埋めさえできるようになれば、その範囲に関しては合格圏になると思います。実際、私はテキストを読みながらこの問題集を作成した後は、その記憶作業しかしていませんが、問題なく合格できました。
肌に合いそうでしたら、ご購入頂けますと幸いです。

気管支鏡専門医の合格と、その後のご活躍を祈念しております

「最短ルート」などと銘打ちましたが、地道にテキストの内容を読み込み、画像に明るくなるしか方法はありません。過去問を駆使して、ヤマを張って…という方法もあるとは思いますが、ヤマを張るほど内容は濃くありません。皆さん薄々感じられているように、この試験は「これ持ってても意味あるの?」という囁きとの戦い、「モチベーション×時間」で合否は決まるのでしょう。
この問題集が、そのモチベーション維持、ひいては皆様の気管支鏡知識確認の一助となれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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