文芸サークルとめんだこ
初めまして。ただの大学生です。
noteを書く中で、
「書くことで、初めて自分を含めた人間の個性について考察し、共感したり思いやったりできる。そういう生き方が好きなんだ」
という気づきを得ました。
「書く」ジャンルも様々ですが、私は小説に興味があるのではないかな、と。
そこで、小説を書く人ってどんな人だろう? 自分と同じように考えているだろうか? と気になり、大学の文芸サークルを覗いてみました。
この記事では、文芸サークルを覗いて、最終的に頭に残ったのはめんだこ……でもそれが人生かも、という話をします。
そこには興味深い人がいた
本日部室にいたのは、政治を専攻しているけれど、ミステリを読んで書くのが好き、という四年生の先輩。
東野圭吾さんとか、伊坂幸太郎さんとか、文学専攻じゃない作家さんていますよね。間近で話したことなかったので、興味深かったです。
どこが興味深かったのか?
文芸というお堅い感じの言葉の、お堅さを認識したうえで、それを破ってくれた=硬派でない文学作品を「どんなの読む?」に挙げてくれた
四年生だけあって、初対面の私にも滑らかに話す人だったが、威圧感や緊張感を感じさせなかった。一方、カジュアルに話すというより、敬意をもって中身を知りたいと思わせる雰囲気だった
作家と言うのは神経衰弱になりやすい、という話の中で、自らの精神病による通院体験を具体的かつ普通に(暗くなることなく)教えてくれた
難しい話を、整然とわかりやすく、相手に気負わせずに伝える、FPさんとかになりそう、と思いました。
複雑な話を理解できる頭脳と、フィクションを取り込んで親しみやすさを表出できる会話力って、一人の人間が持てるものなんですね……。
と、ちょっと距離は感じましたが。
とにかく、面白い人と話せて満足です。
めんだこのぬいぐるみで、初めてめんだこを知る
サークルの部屋には友人を連れて(心細いので)行ったのですが、友人が部屋の赤いぬいぐるみに注目。
めんだこですね。と。
めんだこ? なにそれ?
と聞いたら、新海生物で、マスコット的人気があるそうです。
ウーパールーパー並みの知名度なの? という質問をしたら、まあそんな感じ、とのこと。
noteのみんなの画像にもあるし。
世の中、知らないことって多いなあ……と。
目的=文芸サークルというコミュニティを探る 結果=話し方の上手い人に触発され、知識が一つ増えた
目的と結果が若干ずれました。
文芸サークルは、気ままに活動できる不定さがあります。
しかし、裏返すと、コンスタントに交流するのが難しい。
なので、活動内容を口頭で知るにとどまりました。
が、収穫はありました。
率直な言葉を使い、一定のペースとトーンを守って話すと、信頼感を与えられる話し方になる(先輩の話し方)
この世にはめんだこという生き物がいて、可愛がられている
人生、狙ったもの以外の収穫の方が、のちのち大事だったり、記憶に残ったりしますよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?