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文芸サークルとめんだこ

初めまして。ただの大学生です。

noteを書く中で、
「書くことで、初めて自分を含めた人間の個性について考察し、共感したり思いやったりできる。そういう生き方が好きなんだ」
という気づきを得ました。

「書く」ジャンルも様々ですが、私は小説に興味があるのではないかな、と。

そこで、小説を書く人ってどんな人だろう? 自分と同じように考えているだろうか? と気になり、大学の文芸サークルを覗いてみました。

この記事では、文芸サークルを覗いて、最終的に頭に残ったのはめんだこ……でもそれが人生かも、という話をします。

そこには興味深い人がいた

本日部室にいたのは、政治を専攻しているけれど、ミステリを読んで書くのが好き、という四年生の先輩。

東野圭吾さんとか、伊坂幸太郎さんとか、文学専攻じゃない作家さんていますよね。間近で話したことなかったので、興味深かったです。

どこが興味深かったのか?

  • 文芸というお堅い感じの言葉の、お堅さを認識したうえで、それを破ってくれた=硬派でない文学作品を「どんなの読む?」に挙げてくれた

  • 四年生だけあって、初対面の私にも滑らかに話す人だったが、威圧感や緊張感を感じさせなかった。一方、カジュアルに話すというより、敬意をもって中身を知りたいと思わせる雰囲気だった

  • 作家と言うのは神経衰弱になりやすい、という話の中で、自らの精神病による通院体験を具体的かつ普通に(暗くなることなく)教えてくれた

難しい話を、整然とわかりやすく、相手に気負わせずに伝える、FPさんとかになりそう、と思いました。

複雑な話を理解できる頭脳と、フィクションを取り込んで親しみやすさを表出できる会話力って、一人の人間が持てるものなんですね……。
と、ちょっと距離は感じましたが。

とにかく、面白い人と話せて満足です。

めんだこのぬいぐるみで、初めてめんだこを知る

サークルの部屋には友人を連れて(心細いので)行ったのですが、友人が部屋の赤いぬいぐるみに注目。

めんだこですね。と。

めんだこ? なにそれ?

と聞いたら、新海生物で、マスコット的人気があるそうです。

ウーパールーパー並みの知名度なの? という質問をしたら、まあそんな感じ、とのこと。

メンダコ
めんだこ/面蛸
[学]Opisthoteuthis depressa
軟体動物門頭足綱メンダコ科のタコ。日本特産で、相模 (さがみ) 湾から九州西岸の甑 (こしき) 島沖の、水深100~600メートルぐらいの海底近くにすむ。体は寒天質で、前後に扁平 (へんぺい) な円盤状をなし、面のようなのでこの名がある。直径20センチメートル、体高4センチメートルに達し、8本の腕を広い傘膜で連ねる。腕の口側面には50個以上の吸盤が一列に並び、ひげ状の肉嘴 (にくし) が両側に並ぶ。体色は紫褐色で、反口側(口のある面と反対の側)には赤い斑 (はん) がある。

[奥谷喬司]

©SHOGAKUKAN Inc.

日本大百科全書(ニッポニカ)2023/5/22参照

noteのみんなの画像にもあるし。

世の中、知らないことって多いなあ……と。

目的=文芸サークルというコミュニティを探る 結果=話し方の上手い人に触発され、知識が一つ増えた

目的と結果が若干ずれました。

文芸サークルは、気ままに活動できる不定さがあります。
しかし、裏返すと、コンスタントに交流するのが難しい。

なので、活動内容を口頭で知るにとどまりました。

が、収穫はありました。

  • 率直な言葉を使い、一定のペースとトーンを守って話すと、信頼感を与えられる話し方になる(先輩の話し方)

  • この世にはめんだこという生き物がいて、可愛がられている

人生、狙ったもの以外の収穫の方が、のちのち大事だったり、記憶に残ったりしますよね。


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