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正解を探すことがビジネスではない

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
3月、4月は出会いや別れの季節。
特にわかりやすいのが卒業や入学です。
ただ、年末年始あたりはそんなつもりはなかった人も、転校だったり、転勤だったり、転職、引っ越しなどなど、年度末に向けてなぜだか自然と増えてきますよね。
ボクの周りでは、転職する人が増えています。
そんな人たちと話をしているとふとビジネスについて考えたりします。
就職か起業か個人でやるか。
そんな中でボクはなぜ起業という道を選んだのか。
そしてビジネスとはどんなものなのか。
そんなお話です。

市場はそこにあるのか

 お客さまのためになって、そのお返しに対価をいただく。
そんなの誰でも知っている!
と言われそうですが、知っていたとしても理解するのは難しい。
簡単なところでいうと、
生産性が上がるようなものを提供したからその対価として報酬をいただく
こんなやり方があります、情報を提供したからその対価に報酬をいただく
ある設備を販売したり、学べる情報を提供したり。
モノを売るなんて簡単に言うけれど、それには、
ためになるようなものこういった形でこういった機能が付いていると設計し
それを造るためにはこういった材料が必要でそれはここから仕入れ
設計されたとおりにそれら材料を形を変えながら製造し
これがあればいいなと思っているお客さまへ販売する
そんな途方もな道程を経なければならない。
最終的には誰かのためにならないといけないわけで、ただ単に自分の想いだけで進めてしまうと上手くいかないことが多い。
”プロダクトアウト”という言葉があるけれど、これは自分の想いが先行して進めたものだ。
こういったケースでも上手くいくことはある。
プロダクトアウトだったものが、市場の潜在的なニーズに当てはまりヒットする。
ただ、そういったものは稀で、そう簡単にはいかない。
素晴らしい技術や革新的な発明を持ってしても、市場がなければ上手くいかない。
対価をいただかなければ活動が止まってしまうので続かなくなる。
となれば、やはり市場がそこにあるかどうかは絶対的に見極める必要がある。
ニーズがあるからこそビジネスになる。
”マーケットイン”だ。

ビジネスにおける正解とは

 ボクが起業(法人化)したのは、単純に社会の仕組みに興味があったから。(良ければ過去記事をどうぞ↓)

どんな風にして会社(法人)は設立されて、継続されていくのか。
それを経験する過程にはどんなことが待っているのか。
大変なこと
面倒なこと
不利なこと
有利なこと
楽しいこと
そんな起業しないとわからないことを知るのは、ボクの「なんでもやってみないとわからない」精神の悪いクセだったが、やはりやって良かったと思っている。
従業員を雇ったり、資本金を増やしたり、上場したり・・・
やるかやらないかは別として、まだまだできることはある。
そう考えると、はじまったばかりではあるものの、得たものもたくさんある。

 ただ、こういった経験を積むためには事業を継続しなければならない。
継続するためにはそこに市場があるかどうかは大切。
自分のやりたいことだけやっていてもニーズにはマッチしないだろう。
ボクのやってきたことを簡単に棚卸ししたときに、経営者のサポートという事業にいきついた。

 市場があることはこれまで経験してきた中でなんとなく理解はしていたものの、正直そんな仕事があるかどうかもわからないし、めちゃくちゃ不安でしかなかった。
誰かの真似をしようにも、同じようなことをやっている人がいるのかどうかもわからない。
ボクなりに正解の”像”を探したが見つからなかった。
コンサルティングは近いけれど、ボクの想像しているものと少し違う。
そこで思ったのは

無いならつくってしまえばいい

ということで、『No.3代行』という言葉を掲げはじめることにした。
ビジネスをはじめる上で、どれが正解かなんてわからない。
別にいま世の中にある仕事がすべて正解かと言われるとそうでもないだろう。
AIに取って代わられる業務が増えてくれば、ますますどれが正解かわからなくなる。

ヒトと違うからビジネスになる

 ボクは起業してからこの2年で色々な人と出会った。
不思議なことに、最初はまったく見つからなかった”像”が存在することに気づく。
たまたま見かけたブログを読んでいたら、その人の事業が”COO代行”なるものだったり
ウエツさんと繋いだら面白いかな―って言われて会った人が同じような仕事をしていたり
クライアントに「コンサルティングの〇〇さんです」と紹介された方が実はボクと同じようなことをやっていたり
ジブンでつくったと思った仕事は既に存在はしていた。
それでも、絶対数は少ないし周知もされていない。
ただ、だからこそそれがビジネスになるとも思っている。

 ヒトと同じことをすれば、そこにお客さまは存在するだろうし市場は必ずあるのは分かっている。
そのためビジネスをはじめようと思っている人は
なにからはじめればいいですかね?
誰をターゲットにすればいいですかね?
最近流行っているビジネスをやろうと思うんですが上手くいきますかね?
という発想になる。
要は、「ビジネスの正解を探している」のだろう。
けれど、それでは他のヒトと同じことをしているだけで創造性はない。
もちろん、それで上手くいくこともあるかもしれないが、競合ひしめく市場に突っ込んでいくことになる。
競合が増えることで市場の周知は拡大するため、この場合先行者が勝つことがほとんどだろう。
イノベーター理論ではないけれど、まだまだ市場が成熟していないときにはじめる方が良い。
周知は少ないものの、差別化はされている。

そこに市場があれば競合も増え、勝手に周知は拡大する。
それが革新的なものでなくても大丈夫。
めちゃくちゃこだわったもの
ターゲットが極めて限定的なもの
なにかとなにかをかけ合わせたもの
そのくらいでも十分差別化になっている。
なにが言いたいかというとこんなこと。

ビジネスは正解を探すのではなく正解をつくること

ボクの考えていたことを言語化しているMBさんのVoicy。
ファッションインフルエンサー?なのにビジネスについての考えが素晴らしすぎます!
チャンネルの名前は『もっと幸せに働こう』‼
・・・参りました。

ただ、ボクの場合、そもそも正解をつくれているのかすらわかりませんが笑


GOING MY WAY.

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