Apo and the Apstles のファン繋がりで友達になった彼女はエルサレムっ子。エルサレムは広いようで狭くて広い。
ちなみに、Apo and the Apostlesはわたしが初めてインタビューしたミュージシャンだ。エルサレム出身（ブルーID保持）とベツレヘム始めとする西岸地区出身から成るバンド。

パレスチナでの人の繋がりはとにかく狭い。たまに（そこそこ頻繁に）お邪魔しているわたしですら”せまっ！”と感じること多々ある。地元っ子ならなおのこと。

インスタに載せたエルサレムのある写真を見て彼女からメッセージがきた。

今日行ったの？

そう、行ったんだけど個人の所有物だってことで中には入れなかったのー。外側だけでも素敵だったよー。

もう、行く前に言ってよ！そこわたしの親友の自宅よ！中も案内してあげるわ。日程は後日連絡するから今すぐ友達に言うから！

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中々予定が合わなくて一日中は一緒にいられないけど、朝からここ見てそんでエルサレム歩いて地元っ子だから行けるって場所巡ろう！そんでランチしよ。

いいね！パレスチナ料理大好きよ！ここの何か好きって料理は欠かせない文化よね！刺繍もいいけど。花より団子よ！日本風に言えば。しかも今ワラクダワリ（ブドウの葉で米とひき肉を包んで炊いたもの）を食べてる真っ最中よ。しかもあるレセプションパーティーでもらってきたもので主催チームの女子チームが作った家庭の味よ！

いいこと言った！自慢じゃないけどここパレスチナは食文化の国よ！パレスチナが好きって言ってくれる人がいて嬉しい！そういう人がいるってことが

パレスチナここにあり！ってことなのよ！

それくらいパレスチナは入植と占領があるの。でもパレスチナの料理が好きって絶対賛成よ！そういう気持ちがパレスチナを消させないのよ。
よっしゃ！じゃあ、ランチは絶対ちょー美味しいとこ連れてくからね！

彼女はエルサレムっ子。もしかしたらパスポートはイスラエルかもしれないし、パスポート拒否組かもしれない。それはわからない。ただ彼女はパレスチナ人であり、それを誇りに思っていることは間違いない。

パレスチナ人ここにあり！