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インターンシップ体験記Vol 1〜自己紹介〜

はじめまして!
11月からTrivalでインターンをしているizumiです。

今回のnoteでは自己紹介と社会問題に興味を持ったきっかけについてお話しします。

まずは自己紹介から
私は都内の大学に通っている大学四年生です。
普段は、Thrivalでのインターンの他にも海洋ゴミ問題にアプローチするNPO法人でビーチクリーンや環境系イベントの企画・運営などを行なっています。より多くの人に社会問題や環境問題を「自分ごと」として捉えて欲しいという想いがあって、活動しています。

まず初めの大きなきっかけは、幼い頃からの社会問題への興味が挙げられます。姉の影響で障害福祉やネパールの貧困問題を中心に社会問題に興味があり、大学を決める時も、自ずと社会問題の解決に関わる学問を学びたいと思っていました。
調べていく中で、社会で起きている問題に対して多岐の専門分野の視点から“総合的”にアプローチをして問題解決を図る、総合政策学に興味を持ち、現在総合政策学部で学んでいます。

そんな私が環境問題に興味を持った理由は主に二つあります。
まず一つ目のきっかけは、大学1年生の夏にフィリピンのセブ島へ留学に行ったことです。そこでの経験が私にとって初めて環境問題を目の当たりにする最も大きな経験になりました。

大学に入り、貧困問題を知るためにはまずは自分の目でその現状を見てみなければと思い、セブ島へいくことを決めました。その滞在時に知り合いの繋がりで「バジャウ族」という少数民族に会いにいくことになったのです。

バジャウ族とは、主にフィリピン南部・インドネシア・マレーシアの海の上に家を建てて暮らし、東南アジアの海を移動しながら漁をしている少数民族の事です。その生活様式から”海の遊牧民”とも呼ばれています。

「少数民族」「バジャウ族」という言葉で今までに知り合った事のない、自分にとって未知なものに出会えるという期待で私はとてもワクワクしていました。

バジャウ族の村はセブ市南部のマンバリンという地域のスラム街を抜けたところにありました。辿り着いてみて私は早速衝撃を受けました。

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海の上に家を建てて暮らすバジャウ族ですが、その環境が見渡す限りゴミの山だったのです。

このゴミがどこから来ているのか聞いてみたところ、彼らの生活から以外にもバジャウ族の村周辺の都市開発がどんどん進んでいき、街から出たゴミもここに流れ着く事を知りました。この時に今まで他人事だった環境問題や海ごみの問題が、初めて自身の責任でもあるように感じました。私は普段海の近くに住んでいないため、どうしても海の問題を自分ごととして考えることができませんでした。どちらかというと無関心だったと思います。でも、私はこのバジャウ族の村を訪れてみて、海の問題は海だけの問題ではなく街や都市で暮らす私たちの問題でもあるんだと実感しました。
この経験が、まず環境問題を「自分ごと化」できた一つの大きなきっかけでした。

二つ目にSUPというマリンスポーツをやったことです。海が大好きだった私はマリンスポーツをやってみたくて一時期は毎週のように練習をしていました。その練習後にビーチクリーンをした事がきっかけで日本の海や川にもたくさんのゴミが落ちている事を目の当たりにしました。

「日本はゴミが落ちていなくて綺麗な国」というイメージで育っていたので海や川に行けばタバコの吸い殻やペットボトルなど様々なゴミが落ちている事実に衝撃を受けました。普段はわざわざゴミに注目する機会が無かったので、この経験は私にとって大きなきっかけでした。よくゴミを観察してみると、きっとポイ捨てされたんだろうなという物や、風に飛ばされてここに辿り着いたんだろうなという物、なぜそんな物がここに落ちているのか分からないという物まで様々ありました。(タイヤや長靴、生理用品など。。。)
セブ島で目の当たりにした現状よりも、海ごみの問題がもっと身近に感じられて、この問題や日本の現状をもっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。

主に上記二つが、NPO法人に所属して行動を起こすきっかけになりました。環境問題を実感し、目の当たりにしたからこそ、熱量を持って行動することができていると感じます。

先日は中学校での海洋ゴミ問題に関する出張授業を行い、更に若い世代に社会問題を知ってもらう事の重要性を実感しました。それと同時に自身の進路選択を見つめ直すきっかけにもなったと思います。

「サステナブル」や「SDGs」という言葉が広く知られてきた昨今ですが、本質的にはそれが何なのか、私たち自身にどういった関わりがあるのか明確には分からない方も多いと思います。私もまだまだ勉強中ですが、Thrivalでのインターンでは発信することを通じてより多くの人に社会問題を「自分ごと化」できるようなコンテンツを提供する事ができれば良いなと思います!

長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!!😊


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