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スルサルの方針

スルサルの始動にあたって、これから活動をしていくための方針を記したいと思います。
お正月の抱負でもないので「いつまでにこれを達成する!」という具体的なものではなくて、なるべくこういうことをやっていこうとかこんなものを企画していこう、というとても抽象的なことを書いていきます。
個々のアーティストとしてもスルサルとしても、取り組みたいことがたくさん挙がったため、いつでも初心を忘れないために、ここでしっかりと指針をしっかり立てておきたいと思います。

まず一つ目、作品の制作と発表。

何をおいても、クリエイターとして活動する団体なのであれば、作品を作って発表する実体が伴っていなければいけませんね。
現在、ウェブサイト内での掲載とYoutube等への投稿で画像や映像を発表する仕組みを使っていますが、今後、積極的に他のウェブサイトやSNSも活用し、媒体に適した多様なコンテンツを制作・発表できる体制を作りたいと思っています。

今のところ進行中の企画は、
・地道なペースで制作されている映画作品
・エイリアンを題材とした3D/VRのホラーコンテンツ
・WEBサイトで掲載予定の小説作品

映画作品に関しては、劇場にかけなくともVRを使用して大画面での鑑賞を可能とする新しいシステムが構築できればいいと考えていますが、まだ明確な解決手段が得られていないため、さらなる取材が必要になるかもしれません。

二つ目は、芸術作品のリサーチ。

これはスルサルのウェブサイト上にある「ビブリオテカ」という機能を使った企画になります。古今東西の芸術、特に絵画や詩をはじめとして、高く評価されてきた作品をデータとしてサイト上に保存し、体系的に鑑賞できるようにしようというものです。
現時点では、万葉集の翻訳のみ細々と現代語訳をして掲載をおこなっています。より体制が整っていけば、管理者の趣向にもよりけりですが、万葉集以外にも素晴らしい芸術作品を有用な資料として揃えることができることでしょう。そうであってほしいです。

「ビブリオテカ」
「万葉集」

三つ目は、教育支援。

芸術の体系化とも共通する点ですが、取材したあらゆる情報を整理し、子供から大人まで、どのような年齢層の人にも活用できるように展開したいと考えています。
現在は、どの学校も教員が不足していて、教員各々の負担も大きくなってきており、子供一人一人に適切な教育がされているとは言い難い状況にあると思います。特に、学校が「いい大学に入らせる、そのために点数を取らせる」という仕組みの上で運営されているのだとしたら、点数にならない勉強は疎かになってしまうことでしょう。
でも、税金の仕組みだったり、嘘の見分け方だったり、バランスの良い食事のことだったり、生きる中で本当に必要なことが大人になった時に全然分からなければ、いざという時に困ってしまうでしょう。そういった、大人になっても役立つ、生きることの質を上げる教育をなるべく支援していきたいと思っています。
今は「ビブリオテカ」に教科書となるようなデータを掲示することで資料を充実させていく方針ですが、アプリ等を制作して幅広い媒体で学習に使用してもらったり、いずれはYoutubeなどを活用して勉強を教えてくれるようなタレント活動も企画できていければなァと考えています。

以上、三つの方針となりました。
僕はわりと勉強が好きで、暇があれば頻繁に調べものをしたりするタイプなので、とりわけ三つ目の教育支援については、これからいっそう力を注ぎたいと思っています。
というのも、僕はお勉強の楽しさと芸術の楽しさというのはかなり近しいものがあると思っており、どちらも同じく「人生を楽しく生きるために役立つもの」であると信じています。
どちらも疎かにせず、大切にしていきたいですね。

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