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38年間小学校の教諭をしていましたが、今は普通のおばちゃんです。退職前からイメトレやセ…

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38年間小学校の教諭をしていましたが、今は普通のおばちゃんです。退職前からイメトレやセラピーなどを学び、子どもに関わる人を応援する仕事をしています。このnoteでは、日々一生懸命に頑張る先生たちに向けて「子どもの幸せを願うなら、幸せな先生で在ること」という思いを綴っていきます。

最近の記事

「サージカルテープ」絆創膏が子どもを癒す。

こんにちは。先生へむけてのメッセージを綴っています。みなさん、「サージカルテープ」ってわかりますか?バンドエイドではなくて、巻いてある普通の絆創膏です。ケガをしてガーゼを当てた時にそれをとめるのに使ったり、病院で点滴をするときにチューブや針を皮膚にとめたりする時に使うものです。この、サージカルテープが3年生の子ども達を癒した話です。 私がずいぶん前に全体的に幼い3年の学級を担任しました。その子たちは、かわいいのだけれど、湧き出てくるパワーは小さめ。ちょっともったいないなとい

    • 先生はすごい人をめざす必要はない。

      こんにちは。どひたかこです。先生に送るメッセージを綴っています。今回は、「先生はすごい人をめざす必要はない。」です。 常に子ども達の前に立つ先生。子どものお手本となる人でないといけない!と思っていませんか? 確かに、子ども達に学習、集団での生活、心の成長、身体の成長などいろんなことを教える立場の先生は、何でもできて当たり前みたいに思われがちですよね。でもね、実際考えてみてください。何でもできるスーパーマンみたいな人っています?すごく授業がうまい先生が、鶏肉がめちゃくちゃ苦

      • 聖職でもサービス業でもないよ、先生は。

        先生業って大変でしょう!と誰からも言われますよね。私もそう思います。自分が38年間やって来たのでわかります。身体と心をめいっぱい使います。20代の先生でも、50代の先生でも同じことをします。 私は20歳で小学校に勤めましたが、5月15日が採用初日だったんです。家を出て市の教育委員会で辞令をもらい、バスで学校に駆け付けました。その日はPTA総会の日だったので、いきなり保護者の方の前で紹介していただき、すぐに自分のクラスの教室に行きました。ちょうど子ども達は書写の自習をしていま

        • 学校の先生はこの風景のような心と身体であることが大切

          初めまして、土肥貴子です。 兵庫県で小学校の教諭をして38年、「私、もうやり切ったな。」と思って退職しました。今は個人事業主として仕事を始めたところです。私は「子どもが自然体で過ごしている姿が大好き。安心して過ごすことが出来る学級をめざしてきました。「子どもと先生」「子どもと子ども」「子どもと親」のより良い関係を築くために考えられることを実践してきました。しかし、ゆとりが無さ過ぎる。そう、先生は心も身体も時間もいっぱいいっぱいで、ガチガチなんです。間違いなく自分をすり減らし

        「サージカルテープ」絆創膏が子どもを癒す。