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ハマス襲撃前に空売りで利益?

ハマスがイスラエルを襲撃する数日前にイスラエル株への空売り急増
襲撃を予め知っていた者が事前に空売りして利益を得た可能性があるという話が出ていた。


https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/UD2FUZRLF5KLVF3RW7BSIPYRYU-2023-12-04/

[エルサレム 4日 ロイター] - イスラム組織ハマスによる10月7日のイスラエルに対する奇襲攻撃について、一部の投資家が事前に把握し、利益を得ていた可能性があるとする米国の研究者の主張について、イスラエル当局が調査を進めていることが分かった。
ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア教授とコロンビア大学のジョシュア・ミッツ教授は、10月7日の奇襲攻撃に先立ち株式に大幅な空売りが出ていたと指摘している。
報告書で、米金融取引業規制機構(FINRA)のデータに基づき、MSCIイスラエル上場投信(ETF)の空売りが10月2日に「突然、大幅に」急増したことを挙げ、「奇襲攻撃の数日前から、一部のトレーダーは来るべき出来事を予期していた可能性がある」と指摘。奇襲攻撃の直前にテルアビブ証券取引所(TASE)でイスラエル証券の空売りが急増したことにも言及した。
テルアビブ証券取引所はロイターの取材に対し、イスラエル証券庁に問い合わせるよう要請。証券庁は「当局はこの問題について把握しており、全ての関係者が調査を実施している」と述べた。ただ、詳細については明らかにしなかった。
イスラエル警察からコメントは得られていない。

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/UD2FUZRLF5KLVF3RW7BSIPYRYU-2023-12-04/



https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB056Z30V01C23A2000000/



https://wedge.ismedia.jp/articles/-/32317




後日、テルアビブ証券取引所は反論している。


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB065O10W3A201C2000000/



https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20231206018?redirect=1

[エルサレム 5日 ロイター] - テルアビブ証券取引所は5日、10月7日に起きたイスラム組織ハマスによる奇襲を一部投資家が事前に把握し利益を得た可能性があるとする主張は不正確であり、そうした発表は無責任だと発表した。

ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア教授とコロンビア大学のジョシュア・ミッツ教授は、10月7日の奇襲攻撃に先立ち株式に大幅な空売りが出ていたと指摘している。

その量は、2008年の金融危機や新型コロナウイルス危機といった「他の危機時に起こった空売りを上回る」ものだったという。例えば、イスラエル最大手銀行であるレウミ銀行株式は、9月14日から10月5日までの間に443万株が空売りされ、32億シェケル(8億5900万ドル)の利益をもたらしたとされる。

しかしテルアビブ証券取引所(TASE)は、両氏の計算には間違いがあると反論。株価はシェケルではなく、セントやペンスに似たアゴロットという単位で表示されているため、潜在的な空売り利益は3200万シェケルに過ぎないとしている。

同取引所のトレーディング責任者ヤニブ・パゴット氏によると、レウミ銀行の空売りポジションは、9月21日に終わる週に450万株ほど増加したが、その後は安定的に推移したという。

パゴット氏はロイターに対し「論文に書かれているようなことはデータにはない」と述べ、両氏はTASEや関係者らに取材していないとした。「同攻撃の前の2カ月間、ショートポジションに異常はなかった」と断じた。

イスラエル証券庁(ISA)もこれとは別に声明を発表し、同攻撃前の数日間、さらなる調査を必要とするような重大な取引の異常は検出されなかったと述べた。

株価がシェケルでなく、アゴロットという単位で表示されていたというが十分な経験もあり著名な専門家である2人の大学教授が基本的な計算間違いをするのか疑問である。
コンピュータで自動計算するのが当たり前なのに単位間違えるかね?

この単位間違い指摘に対する大学教授2名の返答を取材していない部分も不可解。

3200万シェケルに過ぎないとも主張しているが日本円にすると約12億6千869万8千7百円だ。

イスラエル大手のレウミ銀行が実際に空売りされているわけだが、空売りされた理由、通常の取引との比較など具体的な説明が無い。

『さらなる調査を必要とするような重大な取引の異常は検出されなかった』と述べているが、”重大ではないが異常な取引はあった”という意味を文脈に込めることもできる。後から何か指摘されても問題を躱せる仕込みになるわけだ。怪しいと思われても仕方がない。

普通なら引き続き監視を強めていくと回答すべきだし第三者も入れて調査した方がいい案件。


そして、私はこの件に関してはこれ以上の話は出てこないだろうと予測した。何故なら昔から混乱に乗じて似たような案件が起きているが有耶無耶にされてきたからだ。


案の定、年も明け2024年になったが続報は無い。


#ハマス #イスラエル #パレスチナ #空売り #株 #株式 #テルアビブ

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