ちり

真面目系クズ薬剤師が日常で思った事を書いてます。

ちり

真面目系クズ薬剤師が日常で思った事を書いてます。

最近の記事

副作用のない薬?そこになければありませんねぇ

昨年も大して書いてはいないのだが、本年一発目の愚痴を書きたい。もうすぐ退院なのでシップなどの薬の管理を自身で行ってもらっている患者がいた。 そもそもその話は薬剤部に来ていないため、指導にも言っていなかったのだが、ある日二日連続で3袋の湿布が出た。もともと痛みがあるとはいっていた物の違和感を覚え看護師に問い合わせたところ「一晩で12枚も使っていて。たかが湿布だから薬剤科通さないで自己管理にしていたんですけど問題でした?」 問題だらけである。たかが湿布されど湿布である。そもそ

    • 柑橘系と薬の事

      この薬飲んでいるとこれを食べてはいけないという食べ合わせの悪い物があるというのはなんとなくご存じだろう。納豆とワーファリンだとか、グレープフルーツと血圧の薬とか。気になる人は気になるようで、「グレープフルーツはダメだけど、これは大丈夫?」と気になさる方はいる。 私は柑橘系に詳しいわけではないのでいきなり「絹皮は大丈夫ですか?」とか「スウィーティは大丈夫ですか?」とか「タンジェロは…」なんて聞かれても、「少々お待ちください、ダメな成分が含まれるかお調べしますね。」としか言いよ

      • 脱水についてたまには真面目に考える

        ある日友人からこんなことを言われた。「脱水について患者用の資料作れって言われたのにすげぇ指摘多くて泣いた。」何のこっちゃと彼女の指摘を受けた分を斜め読み。曰く、「脱水とは何かなんてみんな知ってるから書かなくていい。」だの「予防のポイントは当たり前のことなので書かなくていいかも。」だの… おいおい、『大事な事なので二回言いました』ってフレーズを知らないのか?誰か彼に教えてやれよ。そもそも、脱水について本当に理解し、予防が本当にできているのであれば毎年熱中症だの脱水だので救急搬

        • 真面目系クズの薬の話

          そもそも薬ってなんだろう。いや、薬剤師が言う話じゃないのは承知の上だ。ググると病気や傷を治したり、健康を保持、増進したりするために使うものと出てくる。 この仕事をしていると明らかに「副作用怖いですよね。この薬止めても大丈夫ですよ。」とか「ワクチン、打たなくてもかかりませんよ。新しいものは怖いですもんね。様子見でいいんじゃないですか?」と言ってほしいだろう話の誘導をする人をよくお見掛けする。いや、言うわけないだろう。それは別に薬剤費で稼ごうとか、そんな話ではない。そもそも薬価

        副作用のない薬?そこになければありませんねぇ

          真面目系クズの破綻

          自己紹介にて「真面目系クズ薬剤師のNOTE」と書いたものの、薬剤師らしい投稿をしていない事については目をつぶって頂きたい。そのうち気が向けばする予定である。 前回、メイクの話は長くなるので後日とした。気になる人はいないと思うが、語らせていただく。NOTEは私が書きたい事を消化不良にならないように書くのが目的なので、問答無用で書くこととする。 真面目系と言うからには中高生の時は絶対にしてはならないもの、それがメイクであった。そこから大学進学すれば今度はメイクをしている人もい

          真面目系クズの破綻

          真面目系クズの朝は遅い

          ただのクズでなく真面目系クズである。そんな私の朝は8時に起床するところから始まる。この遅さで真面目系とつけるのはそれなりに理由がある。真面目系クズは真面目なフリを装っているので始業から逆算して家を借りるのだ。9時始業なら真面目系を装うために8時45分には到着していたい。私は女性であるため真面目系を名乗るにはそれなりにビジネスメイクも怠らない。そうして算出したのが職場から20分の今の賃貸アパートである。 45分で間に合うのか、疑問だろう。真面目系クズとクズの違いはおそらく下準

          真面目系クズの朝は遅い

          とある真面目系クズ薬剤師の自己紹介

          と、書いてみたものの、とあるシリーズに関してはあまり詳しくない。自己紹介も自己紹介するほどの何者にもなれなかったただの薬剤師である。 病院に勤め、専門を取ることも考えたが、学会費の高さを理由にして学会に入ることもなく、真面目なフリを装っているが努力?ナニソレオイシイノ?と言ったクズっぷりである。そもそも薬学部に入ったのも「とりあえず進学」と「親の許可が出る学部」と「自分の能力」の折り合いがついたのが薬学部だっただけなのだ。 まぁ、毒親だったがゆえの「親の許可が出る学部」の

          とある真面目系クズ薬剤師の自己紹介