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マインドフルネスを続ける上で出てくる壁

今日は私がマインドフルネスを始めた頃によく出てきた壁について、3つほど書いていきたいと思います。

その中には私だけでなくマインドフルネスを始めたばかりの方なら割と経験しているものもあるようなので、もし参考になればと思います。


①「集中」できない


私が瞑想していてよく思っていたのが、瞑想している間に「うまく集中できない」ということでした。
私が最初にやっていたのは呼吸瞑想といわれるものでしたが、これは自分の意識を呼吸に向けることをひたすら続けていく、というものでした。

もちろん最初なのでそれほど長い時間瞑想しているわけではないのですが、意識を向けているとどうしても別なことに意識が向いてしまう。
それは明日の予定だったり、昨日の出来事だったり、それ以外にも自分は今瞑想がうまくできているのか、とか。
出てくる内容はさまざまですが、これらが出てくると「それはダメだ」「うまくいかない」と考えてしまい、イライラしたりがっかりした気持ちになることがありました。
私の中ではそういったことが思い浮かばないことが「良い瞑想」だと思っていた気がします。
しかもたまにそれができちゃうことがあるのが余計タチが悪かった笑

しかし、瞑想を続けていくうちに「思考が浮かんでくることは悪いことではないし、それこそ当たり前のこと」ということがわかるようになっていきました。
瞑想で大切なのは、思考が出てこないことではなく、「思考が出てきてもまた呼吸に意識を戻せること」です。
その辺が何度かやっていると分かる…というか慣れてくるので、あまり気にならなくなりました。


②身体のどこかが気になってくる


これは瞑想している時に、ふと身体の一部の感覚がとても気になり始めるものです。
例えば私の場合に多かったのは、「胸の辺りに服が当たる感じが気になる」「服のネック部分と首が当たるのが気になってイライラする」「身体の一部がとても痒くて仕方がない」などのものでしょうか。
服が当たる感じは実は私の場合普段から気になることもあるのですが、瞑想しているとある意味で逃げ場がない(服の位置を動かすのも何だか憚られる)ので結構辛い。
慣れるまでは瞑想が結構しんどかったです笑

最終的にはファシリテーターの方から「それをじっくり味わって、それでもどうしても気になれば動かしても良い」と言われて、それををとりあえず実践してみることにしました。
すると面白いんですが、気になってる部分にひたすら意識を向けると、そのうち気にならなくなる。というか、正確には「自分が思っているほど嫌なものでも、辛いものでもない」ということになんとなく気づきました。
服の当たる感じは不快だけど、ほっといてもまあ大丈夫。一緒にいることはできるかな?
そんな感じです。まずはそれをじっくり味わってみることが大事だと気づいてからは、無くなった訳ではないですが、それで困るというほどのものではなくなりました。

③そもそも継続できない


これは結構あるあるらしいですが、マインドフルネスの研修に行った時には割と一生懸命できるのに、じゃあこれを毎日家で実践してくださいと言われるとなかなか難しい、ということです。

私も慣れるまでは苦戦しました。
そもそもマインドフルネスって、最初が一番大変じゃないかな?
自分で時間を作って、瞑想のガイドを流してそこそこの時間瞑想する。これを毎日やるって、そんなに簡単なことじゃないと思います。

私も最初はめんどくさくなってやらずに寝てしまったり、何ならやりながら途中で寝てしまったりしました。

でも、それでは多分瞑想が深まっていくことは難しいかなと思い、一念発起。
自分なりに環境ややり方を考えてやることにしました。

まず、今まで夜に行なっていた瞑想を、朝行うことにする。
私は早起きは割と得意なタイプなので、朝早く起きて時間を作ることにしました。夜だと仕事の疲れや気が抜けているということもあってなかなかできないんですよね…。
ちなみに朝やるようになってから、少し気持ちを整える時間ができているな、と思うようになりました。おすすめ。

あとは、長い時間の瞑想は諦めること。
最初から30分とか1時間とかは正直キツいです笑
少なくとも私には無理でした涙

なので、私の場合は10分から始めて、気が向いたら15分くらいにしてみる。
10分ならそれほど時間を作るのも難しくないし、負担もそれほど大きくない。
まずは習慣づけることが大事。

それで何とか毎日続けることができました。
今は時折やらない日もありますが、30分くらいを目安に行っています。



こんなところでしょうか。
あくまで私の経験ですが、もし何かの参考になれば幸いです。

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