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【メーカー転職のレシピ#4】転職サイトで希望のスカウトを引き寄せるプロフィール作成のコツ

こんにちは。メーカー特化エージェント・タイズのnote編集部の川嵜です。
【メーカー転職のレシピ】第4弾をお送りしていきます。

今回は、「転職サイトで希望のスカウトを引き寄せるプロフィール作成のコツ」についてです。
転職活動を始める方の多くは、スカウト機能の付いた転職サイトに登録されるのではないでしょうか。

転職サイトのスカウト機能は、プロフィールを登録するだけで勝手に企業やエージェントから求人が送られるとても便利な機能です。ところがプロフィール次第では希望と異なるスカウトメールが受信ボックスにたまり続けるなんてことも…。

そこで日々スカウトをおこなっている当社の知見も交えて、ベストマッチの求人に出会うためのプロフィール作成のポイントを紹介していきます。


ミスマッチのスカウトメールを防ぐための記入

ベストマッチの求人がミスマッチのスカウトメールに埋もれてしまうと、機会損失になりかねませんので、まずは最低限の項目を記入してミスマッチを防ぐことから始めましょう。

基本情報/ユーザー情報について

求職者の基本的な情報を記入する箇所です。
媒体によって異なりますが、おおむね以下の項目がございます。

・★年齢(生年月日)/性別/現住所/電話番号
・就業状況(現職/離職)
・★学歴,卒業年度(特に理系の場合は学部学科の専攻)
・直近の年収

媒体によっては必須であったり、任意であったりするかと思います。
すべて詳細に記入されることに抵抗がある方は、上記の★印を目安に記入してみてください。

採用担当やコンサルタントは、年齢から社会人経験を逆算し、おおよそのスキルに見当をつけています。
また、理系出身の方であれば、大学時代の専攻分野を見て案内する求人を絞り込みます。

こちらを記入すれば、採用ポストや募集職種のズレたスカウトを減らせるでしょう。

ちなみに補足ですが、個人名やメールアドレス・電話番号は返信した企業・エージェントにしか開示されません。
返信した企業やエージェントから再度連絡を受け取れるように、返信後はメールや電話の履歴を逐次確認するようにしましょう。

希望条件について

求職者の希望の働き方について記入する項目です。
主な項目はこちらです。

・★希望職種
・希望業種
・希望年収
・★希望勤務地
・◎興味のある働き方(在宅、時短勤務等)
・転職希望時期や転職の活動状況等

ここまでご覧いただくとお分かりの通り、プロフィール作成は項目数が多く面倒に感じることもあるかと思います。全て書くのは面倒という方は、中でも上記の★印だけでも記入いただくと、アンマッチのスカウトを防げると思います。

希望職種は説明するまでもありません。希望業種まで★にしなかったのは、スカウトメールに複数の企業の求人を添付できるので、今まで見ていなかった業界、業種の会社と出会えるかもしれないためです。
それでもノイズとなるスカウトメールが多いと感じたなら、希望業種を設定してみましょう。

また希望勤務地を記載いただくと、スカウト数が一気に絞られると思います。今や関東や近畿、東海など都市部では求人が豊富にあるので、“とにかくたくさん求人を見てみたい”といった方以外は、全国希望にせず、希望勤務地を設定してみることをお勧めします。

それから◎印のようにご家族等の諸事情で働き方へのこだわりがある方は、興味のある働き方に「在宅勤務希望」や「時短勤務希望」を記入されるとよいかと思います。
媒体によって項目がないものもあるかと思いますので、その場合は、後述の職務要約等で文章として記入いただいても構いません。

ベストマッチのスカウトメールに出会うための記入

企業やエージェント側のサイト画面で候補者を検索する際、目当ての対象者を絞り込む方法としてメジャーなのは、「経験職種」と「(スキルに関する)キーワード」です。

スカウト送信側の検索にヒットすることをイメージして記入してみてください。

職務要約、職務経歴

求職者のこれまでの職歴について記載いただく箇所です。
主な項目は下記の通りです。

・★職務要約
・職務経歴
 ◎企業名/所属部署/在籍期間
 経験業界/経験年数
 ★経験職種/経験年数
・マネジメント経験
・スキル(★業務スキル<専門性、人物像>/語学スキル/保有資格)

この中でも、★印はなるべく詳細に記載してみましょう。
とはいえ、応募書類ほど作り上げなくても構いません。

「職務要約」ではこれまでに在籍した企業とそちらでの主な業務を順番に沿って記載しましょう。
以下、機械設計エンジニアの方の例文です。こちらを参考に皆様も作成してみてください。

例)
○○大学○○学科を卒業し、自動車や建設機械等に使用される機械部品のメーカーである○○株式会社に入社。半年間の研修を経て、設計部に配属。2D-CADを用いてプラスチック部品やプレス部品の設計を行った。直近は開発リーダーとして設計業務の指示出しや、耐環境性能の評価を実施し、結果を仕様にフィードバックするといった業務にも対応している。

大学卒業から現在に至るまで、時系列に沿って記載してみてください。経歴の長さにもよりますが、文字数は200文字程度以上あれば十分かと思います。(こちらの例文では165文字です。)

また、◎印のような在籍企業を記載すると同じ職場の方に自身の転職活動が知られてしまうと考えられる方もいらっしゃるかと思います。

その場合、転職サイトに「非公開設定」という機能がないか確認してみてください。これは特定の名前を含む企業(あるいは転職エージェント)から自身のプロフィールを見られないようにする機能です。
こちらに在籍企業の名前を入力すると、自分と同じ会社の方に知られずに転職サイトを利用できるかと思います。

それでも企業名の記載をためらわれる場合は、できるだけマッチしたスカウトを獲得するためにも「機械系メーカー」のように業界を記載いただくことをお勧めいたします。


「スキル」はこれまでのご経験から身につけた専門的なスキルや自身の得意分野について記載してください。

スキルに関しては箇条書きで記載いただいて構いません。
スキルと言っても幅広い捉え方がありますので、ここでは業務スキル<専門性、人物像>/語学スキル/保有資格の観点で記入していきましょう。
先ほどのように機械設計エンジニアを想定して例文を作成しましたので参考にしてみてください。

スキル
・量産品の機械設計(構造設計、詳細設計、部品設計)
・開発リーダーとしてのプロジェクトマネジメント
・企画部門・デザイン部門などの他部署とのコミュニケーション
・TOEIC 750点(20○○年)
・機械設計技術者1級(20○○年)

語学や資格については別項目が用意されている場合は、そちらに記入してください。入社後に想定される仕事の都合上、語学や資格に関して一定のハードルを設けられている求人もございますので、今一度振り返り記載するようにしましょう。


いかがでしょうか。
転職サイトのスカウトメールの質は、求職者様のプロフィールの充実度合いに影響してしまうことがあります。

メーカーを希望されるなら、メーカー特化のタイズが豊富な求人情報から書類選考でのアピール方法まで手厚くフォローいたしますので、転職サイトの利用なしでもご希望の転職へ尽力させていただきます。

ご興味をお持ちの場合はこちらから気兼ねなくお問い合わせください。

※面談は転職ありきでは進めません。
※面談ご希望でなくとも、メールアドレスをご登録いただければ、求人やキャリアに関する情報提供をさせていただきます。

【メーカー転職のレシピ】シリーズではメーカー転職のノウハウを発信していきますので、今後の記事も楽しみにお待ちいただけますと幸いです。