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【メーカー転職の舞台裏#5】商社営業からメーカー営業へ転職できたワケとは?

こんにちは。メーカー特化転職エージェント・タイズ note編集部の川嵜です。
【メーカー転職の舞台裏】5回目は、「商社営業からメーカー営業へ転職できたワケとは?」です。

▼前回の記事はこちら

タイズではメーカー転職のご支援に特化しているため、メーカーご出身の方のご登録者様が多いです。とはいえ、メーカーと異なる業界出身の方からのお問い合わせも少なくありません。

今回は商社営業出身の方が、タイズ経由でメーカー営業へ転職を実現された方の事例を紹介します。

メーカー営業の魅力や転職のコツはこちらでも解説していますので、ご参照ください。


自社製品に愛着を持った営業をしたい!

大学卒業後、電線や照明器具、配管資材などの電設資材を扱う商社へ入社されたW様。就活当時から憧れていた商社にて希望の営業職で営業活動に従事されていました。

得意先の抽象的な要望でも、多数のメーカー商品の理解を深め、具体的な商品の説明をしっかりと行いながら、ニーズを明確化することに長けていらっしゃる方でした。

業務の中で数々の商品の機能や魅力を調べていく中で、幅広い商材から選ぶのではなく愛着を持てる自社製品の営業活動がしたい、という思いが芽生えたようです。

営業職で商社からメーカーへ転職される方からよくお聞きするご転職理由の1つです。 当社石田がW様を担当させていただき、そのほかに転職で実現したい働き方を追加で確認させていただきました。

当時結婚を考えられているパートナーがいらっしゃったことから、年収アップをご希望。また、学生時代の半年間の留学経験から、海外でのキャリアアップにもご興味をお持ちでした。
まだお若く営業としてのポテンシャルを感じたのと、海外でのキャリアや年収アップを希望されていることから、弊社石田は大手メーカーの求人を提案。

大手メーカーの法人営業求人の中で、

  • 特に若手をターゲットとされている全く新しい業界(化学材料メーカーなど)

  • 現職の電設資材と親和性のありそうな商材(電線、半導体や発電関連等の電気を必要とする製品)

を中心にご案内しました。

W様は石田からご案内した求人のほとんどに魅力を感じていただき、弊社のフォーマットに沿って書類を作成していただきました。その後ご興味を持った順から応募を進められることになりました。

大手メーカー転職の壁

メーカー営業のマーケットは求人数も多いですが、求職者数も多いです。W様においては、書類応募をかけた企業から、扱う商材との乖離を理由に他候補者と競り負けて複数のお見送り連絡が届きました。

ショックを受けていらっしゃったW様ですが、それでも2社面接につながることができ、石田から自信を持つようにとアドバイス。石田から面接対策を実施し、面接通過へ向けてフォローしました。

ところが1社の面接でお見送り、、、。また製品との親和性が理由でした。この時点でタイズ経由での選考企業は1社(二次面接)のみ。他社エージェントも利用されていたようですが、なかなかうまく選考が進まないご状況でいらっしゃいました。

そこで石田から追加の応募をご提案。
実は、、、このご提案がW様の転職活動に大きく影響を与えます。

もともとタイズから進んでいた二次面接の企業様で合格の連絡が届きました。次回は最終面接。追加で応募した企業から1社書類合格が届きますが、そちらよりも次回最終面接の企業様に対するW様の意欲も高く、もうすぐ転職が決まるかと思っていました。


ところがその企業様の最終面接で不合格に。他候補者との比較で内定まであと一歩のところでお見送りとなってしまいました、、、。

前向きな切り替えで実現できた転職

さすがのW様もかなり気持ちが沈んでしまいました。“自分にはもう転職できないのではないか”とさえ感じられたようです。

意気消沈のW様に石田から、「W様を要らないという企業のことは忘れましょう。W様と一緒に仕事がしたいと思ってくれる企業を一緒に探しませんか?」とフォロー。W様にはその言葉を信用いただき、もう一つの会社の一次面接に進まれます。

これまでの面接経験から場数を踏んだW様はしっかりと面接のパフォーマンスをいただき、無事合格。そちらの会社は電力会社や発電事業所向けに電力システムを販売しているメーカーでした。

一次面接で面接官様から事業や業務についての詳細な説明を受けて、その仕事の社会貢献性の高さに惹かれたようです。最終面接に合格すれば即承諾したいと思えるほど、W様が気に入られた企業様でした。

前回の二の舞を踏まないようにとのことで最終面接の対策も実施。その会社に貢献できること(専門性や強み、得意分野)その会社に入社したいという強い想いをしっかり話していただくことを改めて石田から助言させていただきました。そのほかはW様らしさを残していつも通りのコミュニケーションを意識していただきました。

その結果、内定通知が届きます!

そちらのポジションは自社で製造する電力流通システム機器を商材とした営業であり、カーボンニュートラル社会の実現に向けたその会社の注力事業に携わるお仕事でした。 ご年収も50万円近く上がる形でご評価を受けられました。

当面は国内営業ですが、海外拠点も多くある大手メーカーであり、今後のキャリアにおいて、海外経験を積むチャンスもあり得ます。 そのほか、入社にあたっての確認事項(入籍に伴うの手当の内容など)について企業様から情報をいただき、パートナー様もご納得の上で、予告通りの即承諾となりました。

最終面接で落ちた後の石田さんの一言で前向きになれました”とおっしゃったW様。腐らずに転職に向き合い勝ち取った会社様で新しいキャリアと新生活を迎えられました。

その後W様から、ご友人とご家族の方をご紹介いただき、その方のご支援も石田から担当させていただいております。

商社 メーカー 営業 向いている 自社製品 ライバル 親和性

いかがでしょうか。
異業界からメーカーへ業界を変えて転職するにあたっては特に大手の場合ハードルが高いこともございますが、実現すればメーカーにおけるメリットを享受できるかもしれません。

メーカーでもどの領域を狙えるのかといったターゲット感、各企業様の魅力を熟知するコンサルタントが弊社におりますので、 ぜひメーカーのご転職を検討いただき、当社にお問い合わせください。

気になる方はこちらから!


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