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大人のための「困った感情」のトリセツ

本日は水島広子さん著の「大人のための「困った感情」のトリセツ」を読みました。
感情は何かを知らせる機能であり、7つの感情ごとにどのようなことを知らせているのか、そのように活用したら良いかが書かれています。

怒り

・本来あるべき状態との不愉快なずれがあるサイン
・怒りは困っていることを知らせるサイン
・対処としては下記2つ
 ①うまくいっていないことをうまくいくようにする
 ②「うまくいくはずだ」という自分側の期待を変える
・他人を変えるのは難しい
 人が変わるのは、心から納得した時だけ。納得できるような心の状態になっているときだけ。
・親友ノートを活用する
 自分目線で事実を書く→第三者である親友の目線からアドバイスを書く
・他人に領域を侵された時に怒りを感じる
 「領域侵害はなかった」という結果にする。
 Aはxxと考えただけだというところに焦点を当てる。

不安

・安全が確保されていないことを知らせるサイン
・人間として弱いという価値判断を加えるのはおかしい
・不安は「慎重になりましょう」という程度の感情
・知らないことが減ると不安も減る
 未知→既知
・人に話すと不安は縮む

不機嫌

・「今は本来の自分ではない」というサイン
・本来の自分が発揮できていない
・自分への「べき」を手放す
・「今はこれでよい」と思う

悲しみ

・何かを失ったサイン
・癒すにはプロセスが必要
 ①否認→②様々な気持ち→③受容

悔しさ

・あったかもしれない可能性を失った、自分の尊厳が傷つけられたサイン
・比較が尊厳を傷つける
 誰かと比較して悔しさを感じる時は、「では自分はその人になりたいか」を冷静に考える。
もしくは「今はこれで良い」と考える。
・希望があるから悔しさを感じる

寂しさ

・つながりが途絶えているサイン
・つながりは与えられるものではなく与えるもの
・「誰か」がいなくても、つながりは手に入る
・心を開くとつながれる

罪悪感

・相手を思いやれていないサイン
・罪悪感を抱いても、相手を思いやっていることにはならず、かえって相手との距離ができてしまう。相手を思いやるときは、相手を主役にして考える。
・頭の中の入れ替え機を使い、相手にどんな影響が?相手はどんな気持ち?かを考えて行動する。

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