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自由。それは未来が見えないということ


『自由』とは、一般的に”規則がない”、”制限がない”、”ストレスがない”ような状況のことを指すことだろう。

しかし、ここでは『自由』のことを未来が視えない、分からない状態のことと定義して話しを進めていく。

ではなぜ、『自由』とは未来が視えないことなのだろう。

たとえば、お金持ちから貧乏人まで数多くの人類が地球上で暮らしている。しかし、そこまで多くの人がいても、誰であろうと、自堕落な生活をしていたらこの先どうなるかなんてわかりきったことである。そうでなくても、他人からのルールによる縛りに従い続ければ、とてつもなく多くの”一般人”と呼ばれる人々と同じような道を辿ることになると、考えずともわかってしまう。

変化のない典型的な生活をしていると、自分の未来なんて目に見えたようなものなのだ。

死が目前にあると知っている人たちも、多くはケガや病気をしているので、自由であるケースは稀だろう。

しかし、目標を達成させるという思い込みビジョンは自由に生きる上で必要不可欠である。

一見すると、未来を脳裏で描いているため、未来の自分を想像で視られるという点において、平凡な日常を送る人々と同じように『自由』がないように感じてしまうかもしれない。

ただ、これらにはニュアンスの違いがあり、目標に向かってアクションを起こす者たちは『自由』なのだと考えている。

ニュアンスの違いというのは、目標を立てている時点で、それは100%達成できるわけではないということ。実際は何が起こるのか分からないからこその面白みのある、旅のようなものだということだ。

そして、自分ルールは他の誰でもない、サンプル数1である自分の定めた方向を示す道標となるため、『自由』を作るレールの基盤になるのだ。

つまり、『夢』を持ち、それを達成するための『自分ルール』を作ることで、何歳であろうとどんな状況に置かれていようと『自由』へと行動が導かれるということとなる。

だからそれを自覚し、成功し続ける者たちはビジョンを持って挑戦を続けている。

また、成功を目前にしてドロップアウトする人も多くいる。そういう人たちの脳では、成功することで、自身の成長が止まり、目に視えてありきたりな成功者の人生を送ることになると直感が働いているのだ。
逆説的に、ドロップアウトをせずに成功し続ける人たちは、成功後も自身が誰にも思い描けないようなことを成し遂げられるという確信が本能として働いているのだろう。


自由に生きることに才能は必要ない。
これまで、直感だったり成功だったりと才能が必要そうなワードも出てきていたが、方向性がわかっていれば大抵なんとかなっていく。

自堕落な生活を五体満足なまま歩むのが1番もったい生き方だ。もちろん、無闇に色々な物事に手を出せるということは、『自由』なことだと思われがちだが、目的意識が薄れてしまうため、『自由』とは言い難い状況である。

そのため、「一寸先は闇」「お先真っ暗」といった状態はとても自由なのである。
自分が目的を持って行動した結果、どん底に堕ちただけだから。それでも自分の目的のために、アクションを起こさなければならないという自尊心があり、状況があるのだ。
自由と自由をかけていくだけなのだ。


心のままに、あとは決断するだけ。





Tigerの脳みそ公開第一弾?!てな感じで、これからも自分の考えも発信していこー!

四畳半タイムマシンブルース

実は、公開初日に映画行ってたんですけど、定期テスト5日前だったので記事にできていませんでした。
なので、今回は一応”四畳半タイムマシンブルース”を観て思ったこと。っていう記事になってます。(今更感あるけど、、)
感想は、やっぱり良かった。本はちょうど去年買って5周くらいしたんだけど、今の自分がやるべきことを明確にさせてくれる物語だった。こんなにメッセージ強い小説はあんまり読んだことないなー。って思うんだけど、どうなんだろう。何はともあれ、映画最高だったし、成績も良かったから満足!

小説も映画も人生変えるレベルの物語なんで、気になった方はぜひ!!


今回の記事を書くにあたって参考にさせてもらった文章。(全部四畳半タイムマシンブルース)。

「時間は一冊の本みたいなものだと考えてみたんです」
「それが過去から未来へ流れていくように感じるのは、私たちがそのようにしか経験できないからです。たとえばここに本が一冊あるとしたら、私たちはその内容をいっぺんに知ることはできません。一枚ずつ頁をめくって読むしかないんです。でもその内容そのものは、すでに一冊の本としてそこにある。遠い過去も遠い未来もすべてが……」
「もしも未来にタイムマシンが発明されるとしたら、そのことは当然その本に書きこまれていると思うんです。だとすれば、そのタイムマシンによって引き起こされる事態も同じくその本に書き込まれている。だから『過去が変えられない』というのは正確な言い方ではないのかもしれませんね。すべてはもう起こってるんです。変えるとか、変えないとか、そういう問題ではなくて」
「しかしそれでは未来になんの自由もないように聞こえる」
「でも未来のことなんて私たちは何も知らないわけですから。何も知らなければなんでもできます。つまりそれは自由ということではないでしょうか?」

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