このノートについて

本ノートでは、主に海外就職やコンサルティング業界の事情について取り上げて行ければと考えています。

私自身、海外で実際に就職を試みたのが2013年でした。当時、海外就職についての情報はネット上にそれほど落ちていなかったと記憶しています(といってもゼロではありませんでしたが・・・)。

今ではブログやSNSでいくらでも探せますし、中には新鮮で良質な情報もあります。人によっては実際に身近に海外で就職したという友人・知人もいるかもしれません。そういった方に直接お話を伺えれば、それに越したことはないでしょう。

しかし、実際に海外で就職しても、3年も経たずに日本に帰国してしまうというケースが多いことも頭に置いておくべきかもしれません。

そう、海外就職には「3年の壁」というものがあります。

ですが、私の場合は水があったのか、シンガポールという国に6年ほどいることになりました。

最初はコンサルティング会社に入り、その後ローカルのテック系企業に移りました。

気づけば6年という歳月が経ち、いつしか現地にいることに飽き始め、そして自分の成長が止まっているのではないかと感じるようになりました。

そこで日本に帰るという選択をし、縁あって外資系のコンサルティング会社に入社して、今に至ります。

このような経験から、これから海外での就職を考えている方や、海外から帰ってくるかどうか悩んでおられる方に向けて、何か有益な情報を発信できるのではないかとふと思いついたのです。

海外就職はイグジットのあり方がすべてだと思ってます。実際、海外就職って、皆さんが考えるほどハードルは高くないです。英語さえ日常会話レベルでできれば(あるいは職種によっては中学生レベルでも)、現地採用で日本人を採りたいという企業は山のようにあります。

でも、その会社が「まとも」である確率は、かなり低いと思っていた方がいいでしょう。まあ、「まともさ」をどう定義するかによるのですが、一般的に普通ではない会社が多いと考えた方がいいでしょう。

もっとも悪名が高いのが、同じ日本人なのに駐在員と数倍の給与差を設ける「現地採用待遇」でしょう。これは同じ仕事をしていても、あるいは現地語を使えるというプラスアルファでの貢献をしていても、待遇には破ることができない本社採用との壁を指しています。

他にも色々と理由は挙げられますが、こうしたことから、2-3年で日本に帰ってくるケースを多く目の当たりにしました。

中には、日本でキャリアアップできたという方もいれば、なかなか海外での職歴が評価されずに意に沿わない会社に入ったという方もいます。

そこで、どういう人がどういう形でイグジットしたのか、様々なケーススタディやノウハウを皆さまにお届けできればと考えています。

以下のような方々を想定したコンテンツを今後発信していく予定です。

・これから海外での就職/転職を考えている方(特にシンガポール)

・すでに海外で就職しており、ネクストキャリアとして日本あるいはシンガポールに移ろうと考えている方

・海外就職の裏話に興味のある方(エグいのたくさんありますw)

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