童貞

第10回「桐島部活やめるってよ」童貞も、反撃の狼煙をあげる。

童貞だったやつにしか、童貞マインドはわからない。
わかったような感じで、いじってくる女は許すな。

童貞マインドをこじらせまくっている僕(2010年既卒)が
よくある童貞野郎どもの恋愛の悩みに持論を展開したい。
悩んでいる人が居たら話を聞かせてほしい。
同情はしない、でも真摯に解決策を考えたい。
童貞に同情は要らないのさ。

6月はテーマに乗っ取り「夏みたい映画」の紹介をします。

こいつら全員食い殺せ!

浮き彫りになるスクールカースト
後ろ指を刺される方の立ち位置
影響力のあるクラスメイト
すべて、日常だ。

DVDのパッケージのくせに、実は神木きゅんは殆ど出ない。
なにせ、この映画には主役がいない。
主役がいないことが、この作品の根幹なのだ。

僕らの物語には主役がいるだろうか。
自分の物語は、自分が主役だと思う人も多いかもしれない。
でも、気づいた時自分が、RPGの村人のように。
決まった場所をぐるぐる回り、聞かれたことに一辺倒に答える。
そういう存在になってしまっている。
そんな捉え方をしてしまう日もある。

やるせない。
今日の音楽のランダム再生は、俺の気分を上げてくれない。
風も向かい風、足元が湿る。そんな日。
君にもあったんじゃないだろうか。

桐島部活やめるってよは、そんな君のための映画だ。

いつも思う。
童貞の何が悪いんだろう。
非リアの何が悪いんだろう。
モテないことの何が悪いんだろう。

誰にも迷惑をかけないことの、何が悪いんだろう。

そんなことを思わせてくれる映画だ。
誰の心にも一石を投じる映画だ。
基本的に映画の季節が夏なので、6月にちょうどいいし
スクールカーストグズグズな友達と集まってみるのがいいかもしれない。

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