岸田総理、経済3団体共催2024年新年会 調べてみました!
「岸田総理、震災対策もろくにせず、新年会を3つもはしご!!」
と一部界隈が未だに引き摺っています。
本当だったら酷い話ですよね?
なので、今回は岸田総理の1月5日の首相動静を調べてみました!
最初は、経済3団体共催2024年新年会についてです!!
1月5日首相動静
岸田総理は本当に3つも新年会をはしごしたのでしょうか?
時事通信の1月5日付け首相動静ではこのようになっています。
午前9時30分~52分 首相官邸着、林芳正氏ら正副官房長官、松村祥史(よしふみ)防災担当相、その他警察庁警備局長、消防庁次長が官邸入り。
午前10時3分~26分 能登半島地震非常災害対策本部会議
午前10時45分 自民党本部にて党新年仕事始め出席、挨拶。
午前10時58分~同11時15分 麻生副総裁、茂木幹事長と面談
午前11時18分~30分 党役員会
午前11時31分~34分 森山総務会長と面談
午前11時50分~午後0時1分 官邸に戻り鈴木財務相、茶谷財務事務次官、宇波官房長、新川主計局長と面談
午後1時51分~59分 報道各社インタビュー
午後2時 官邸発
午後2時7分 ホテルニューオータニ着。宴会場「鶴の間」で経済3団体共催の新年会に出席し、挨拶。
午後2時20分 ホテル発
午後2時28分 国会着
午後2時29分 自民党幹事長会議室へ
今回は、経済3団体共催新年会に関する記事なので、同新年会の少し後まで首相動静を挙げてみました!
批判されている新年会出席ですが、出席時間は
午後2時7分から午後2時20分まで、正味13分
でした!
13分だとそんなに飲食出来なそうです!
でも、随分批判されているので、岸田総理は13分で物凄く羽目を外してしまったのでしょうか?
だとしたら、怒られるのも分かる気もします!
ちなみに、経団連のHPで経済3団体の新年会開催が記事になってました。
経団連の十倉(とくら)会長の挨拶では、最初に能登半島地震、羽田空港衝突事故の犠牲者への哀悼の意、被災者へのお見舞いから始まってますね。
経済界として被災者・被災地への支援を表明しているのは、被災者にとって心強い言葉でしょうね!
そして、去年の経済の総括、今年の経済の展望、決意を語っています。
やっぱり、経済3団体の新年会なので、経済のお話をするんですね。
実は薄々、そうじゃないかなと思ってました(笑
経済界のトップが集まり、マスコミ各社も集まっている中で、飲み食いに期待する参加者って余りいなさそうですもんね!
あれ?
そして、十倉会長に続いて、岸田総理の挨拶です。
岸田総理あいさつ全文
冒頭あいさつ
令和6年の経済3団体の新年会開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
令和6年能登半島地震
1月1日に最大震度7の令和6年能登半島地震が発生をいたしました。
改めてお亡くなりになられた皆様に心からお悔やみを申し上げますと共に、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。
先ずは、震災対応に万全を期す為、政府総力を挙げて取り組んでおります。
多数の避難者がおられ、そして、避難の長期化も懸念される中、被災者の生活と生業を支えて行く為に、息の長い取り組みを続けてまいります。
日本経済の展望
そして、日本経済に目を向けてもこの令和6年は極めて重要な1年となります。
我が国経済は30年続いたコストカット型経済から、所得増等、成長の好循環による新たな経済へ移行する大きなチャンスを迎えています。
昨年、30年振りの水準となった賃上げ、投資、また株価ですが、政府としては、この流れを決して後戻りさせる事無く、確かな物にして行く為にあらゆる手立てを尽くして参ります。
令和6年をこれまでの様々な取り組みの成果を形にして行く年として、また、国民の皆さんに実感して頂く年として、盛り上げて行くよう政府として総動員を図って取り組みを進めてまいります。
所得と成長の好循環が本格的に動く新しい経済ステージに向けて、先ずは何と言っても物価上昇を上回る所得増を実現しなければなりません。
「「「力強い賃上げを実現して頂くよう、様々な機会に経済界の皆様にご協力をお願いしております。」」」
デフレ脱却へ向けて
同時に政府としても、デフレで停滞した30年を脱却する為に思い切った対応に取り組んでいきます。
例えば、昨年末の医療、介護、生涯福祉のトリプル改定においては公的賃上げが確実に全就業者の14%を占める医療、福祉の現場に行き渡るような仕組みを初めて導入を致しました。
賃上げの鍵を握る中小企業では、賃上げ税制を赤字法人が使えるよう、拡大強化を致します。
公正取引委員会による労務費の適切な転換の為の価格交渉に関する指針、これは強力なツールになるものと信じております。
夏には春闘の賃上げと、一人4万円の所得減税を組み合わせる事で、可処分所得の伸びが物価上昇を上回る状態を確実に作ってまいります。
日本人と日本企業に長年染み付いて来たデフレマインドや縮み志向の払拭に全力を期してまいります。
賃上げの原資となる企業の稼ぐ力の強化も重要です。
10年間の事業リスクを視野に入れた新しい投資減税や、中小企業の省力化、省エネ投資の強力な支援などにも踏み込みました。
併せて、今年から始まった新NISAによって2000兆円を超える日本の金融資産を国民の所得の伸びと稼ぐ力にフルに役立ててまいります。
また、観光、投資、ビジネスと言った様々なインバウンドを拡大してまいります。
日本の人材
そして、人材においても私自身、大変心強いものを最近感じております。
経済の世界においても、野球における大谷翔平選手のように最初から世界レベルの志を以て活躍するグローバル経営者、或いはスタートアップ企業経営者、こう言った人材が日本においてもどんどんと増えている、こう言った動き、これも大変心強く思っている所であります。
その他の政策について
こうした経済のみならず、外交、防衛、少子化、あるいは人口減少対策、さまざまなこの取り組み、これまで積み重ねて来た様々な取り組みを形にして行く事に本年、力を尽くしていきたいと思います。
さらにはサイバー、あるいはクリアランス制度など経済安保も重要な課題であると考えています。
政治の信頼回復に向けて
そして、最後に政治の信頼回復について一言申し上げます。
昨日の年頭会見でも申し上げたように、自民党において政治刷新本部を来週発足させます。
国民の信頼無くして政治の安定は無く、政治の安定無くして政策の推進は無い。
この事を肝に銘じて私自身先頭に立って取り組んで行きたいと考えております。
締めの言葉
先程申し上げた通り、今年は大事な一年となります。
ご列席の経済界の皆様方とは引き続き緊密に連携をしながら、新たな経済の好循環をこれを是非、今年実現し、そして動かしていきたいと思います。
新たな年にあたりまして、改めてご理解とご協力をお願い申し上げ、ご列席の皆様方の今年一年のご多幸を心からご祈念を申し上げて新年のご挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
岸田総理あいさつについての感想
冒頭、能登半島地震へのお見舞い、対策への決意を語った以降は、経済の話ばっかりでしたね。
そりゃ、聴衆が経済界の大物ばかりだったら、そうなりますよね(笑
岸田総理のあいさつは此方から視聴できます。
岸田総理、防災服のまま新年会に出ていたんですね。
調べてみると、午前の党仕事始めもずっと防災服だったようです。
何か急な災害対応が必要となった場合、着替える時間も惜しいとなるかも知れません。
なので、防災服着用でずっと行動していたのも一種の危機対応なのかなって感じがします。
でも、岸田総理の防災服姿に関する週刊誌記事には「パフォーマンス」とのコメントもあるみたいです。
防災服を着てても、着てなくても批判されるなんて、岸田総理って可哀想ですね!
ちなみに、あいさつの動画は7分50秒あります。
新年会が始まって、十倉会長のあいさつがあって、岸田総理が約8分あいさつ。
岸田総理の出席時間は13分。
と言う事は、岸田総理にとっての経済3団体新年会は、十倉会長のあいさつを聞いて、自分があいさつして終わりって事でしょうね!
岸田総理の問題点
分かりませんでした!!
でも、結構批判している人がいるので、何かは問題があったんだと思います!
詳しい事は分からないですけど、岸田総理が批判に真摯に向き合って反省してくれたら、怒ってる人達も満足するかも知れないですね!
岸田総理の今後に期待です!!
まとめ
今回は岸田総理の経済3団体新年会出席について調べてみました!
調べても分からない事ってありますよね!
この記事がそれでした(笑
いかがでしたか?
これからも気になる出来事、ニュースがあったらまとめ記事を書くつもりなので、楽しみにしてくださいね!
<了>
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