今回のおすすめ漫画は「へんなものみっけ！」。

舞台は博物館。そこで働く人たちを中心に、博物館の裏側を知ることができるちょっと珍しい作品です。

博物館という視点から生き物たちを見ることができるのが、この作品のおもしろさ。

たとえば、「はく製を作るために死体をいったん土に埋める」「台風の後は海岸線に動物が打ち上げられていることが多い」など、研究者の考え方や実際の活動内容を垣間見ることができます。

獣医や動物園を舞台にした作品とは、また違った視点での描き方が新鮮。

現在、５巻まで発売中。まだ５巻は買ってないのでほしいなぁと思っているところです。大きめの書店じゃないと置いてないことが多いのが難点。ま、ネットで買えますが。

こういうメジャーじゃない漫画って、大々的に売れることはない地味な存在だけど、知識を楽しく伝えるという点で、重要だと思います。こういう漫画は、ぜひ小学校の図書館においてもいいと思うんだけどねぇ。