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二重アゴが気になるときは

私のフェイスラインはたるんでいる。

少しでも顎を引けば二重アゴになるので、写真撮影の時などは顎を引きすぎないように気をつけている。

しかし先日、二重アゴっていいなと思える映画に出会った。「トゥルーマン・ショー」という大変有名な映画。

作中に度々、主人公の男性が、近隣の人々に向かって明るく挨拶するシーンが出てくるんだけど、そのときの仕草が独特で、首を横に傾け、大袈裟に顎を引いて、わざとらしく全力スマイルを作って挨拶する。

(※映画を観たことのない方は「トゥルーマン・ショー 挨拶」などのキーワードで画像検索してみてください。もしくは、ちょっと違うけど芸人のGO!皆川さんの「ウンチョコチョコチョコピー」の様な感じの、ユーモラスな動きであると思ってください。)


その仕草を見て、私は人生で初めて、二重アゴにチャーミングさを感じた。

まあ主人公役がジム・キャリーという端正な顔立ちの方だからなのかもしれないけど、なんというか、顎の肉(などの自分の容姿の気にしている部分)を気にせず、全力で相手に笑顔を贈ることの魅力のようなものに気づかされた。

映画を観た後に、夫と二人でトゥルーマンの笑い方を練習した。夫の前でわざと二重アゴをつくって見せるなんて、これまで考えたこともなかったけど(もっと酷い姿を見られているものの、一応可愛いと思われたいので)、とても楽しい気持ちになった。楽しい時は、容姿は気にせず思いっきり笑おうと思った。

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