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「好きな人」

物覚えの悪いほうだと思っていたが、自分の子どもの成長に関してもあっという間に忘れてしまうんだなと、最近少しがっかりしている。成長速度が早すぎるので、一ヶ月前の子の人格すら「どんなだったっけ?」と忘れてしまう。

だから時々は記録を書きたい。

・・・

数日前、かなり印象的な出来事があった。いつものようにお迎えに行ったら、保育園の先生に

「○○くんが**ちゃんのこと好きらしくて、『**ちゃんすきー』って報告してくれたんですよ」

「**ちゃん」こと私の娘は一歳児クラスの女児、「○○くん」(名前を忘れてしまった)は二歳児クラスの男児。一歳児と二歳児は、夕方遅い時間帯にいつも合同保育となっているのだ。

最初は単純に「えー!」と嬉しくて、
しばらくすると「なんだか寂しいなぁ、お嫁に行くのやだな」とザ・親な気分になり(気が早い)、
そして今は、「二歳児にも異性が好きという感情はあるのだろうか?」と考えている。

自分自身、異性を好きという感情を初めて抱いたのはいつだったろう?──小学校高学年では、好きな子がいて、バレンタインにチョコレートをあげたことをはっきりと覚えている。小学校低学年でもすでに誰かを好きになっていた気がする。けれど、さすがに一歳二歳でそんな風に思うものだろうか?ちょっと早すぎないだろうか?

「好き」

とはいっても、異性に対する感情というより、男女関係なく「人として好き」ということだろうか(それはそれで嬉しい)。

とにかく、その男の子が私の娘のことを好きだと思ってくれて、それを保育士さんに打ち明けたらしい。これは私にとって興味深くて、甘酸っぱい出来事だった。


それからというもの、舞い上がった私は娘に対して「**ちゃんかわいいね〜。モテるでしょ?」と言いまくっている。なんて、恥ずかしくて誰にも言えない。



──といった話にはまったく関係ないのだけど、しばらく文章に触れない間に、世界も変わったものだなと思う。

noteにもAIが導入されている。その事実を知った時は「あぁもう私なんかが文章を書く必要はないな」としんみりした。いま思えば時間がなかっただけでなく、noteへのAI導入が私の書くモチベーションを若干失わせたような気もする(詳しく機能を見たわけではないので見当違いな発言かもしれないが)。

でも、やっぱりたまにはこうして書きたい。世間的に必要でなくても、求められていなくても、自分が書きたいのなら書けばいい。

この数ヶ月ほどで、本当にたくさんの出来事があった。子どものことは上述の通りだし(ほぼ忘れているが)、パーソナルカラー診断と骨格診断を受けてみたり、初めてバリウムを飲んだり、生命保険に入ったり、お金の価値観に悩んだり、家探しを始めたり、ついにK-POPにハマったり……それはもうとにかく色々なことがあった。

その中でも特に今、ホットなのが「英語学習」。妊娠・出産で頓挫した英語の学習を再開している。学びを楽しんでいる。そんな話を次は書けたらいいなと思っている。


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