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MEGザ•モンスターは、ひどい!?その理由と個人的感想

秋の気配を感じながらもまだ暑いこの季節。

旅行に行く予定も流れてしまい、なんだか物足りなさを感じていた今日。

ネトフリで見つけてしまいました!

MEGザ・モンスター』。

公式サイトより引用

2019年の作品だということにびっくり!
※パニック映画は夏、暑い季節に家でひとりで観ることがほとんどなので
リアルタイムで観ることがないのです…。

パニック映画が大好きな私としては、メガロドンが出る作品を見ないわけにはいきません。

でも調べてみると酷評が多い…。
そ、そんなにひどいの…?

今回は、自身も創作活動をする私の個人的主観に基づいた感想を交えてご紹介していきます。

ネタバレNGの方は、申し訳ありませんがスルーしてくださいませ!

MEGザ・モンスターはひどい?

MEGザ・モンスターがひどいと言われる理由は枠を出ることがない、意外性がないことにあると思われます。

「メガロドンを出したいがために制作された」
「ステイサムという英雄の映画」

と様々な意見が飛び交っています。

こちらの方もツイートしていますが、脚本に変化球があるわけではなく、これまた形式にのっとったようなもので驚きもない…。

このことに残念に感じた人が多いのが実際の現状のようですね。

パニック映画に欠かせない恋愛要素

MEGザ・モンスターにも恋愛要素はあります。

ありますが、あまり大げさな規模ではない印象でした。

苦難を乗り越え共に戦い山場を越えてきた仲間が男女同士なら、強い絆で結ばれることはよくあることです。

確かにMEGザ・モンスターの作中でジョナス(ジェイソン・ステイサム)と、スーイン(リー•ビンビン)が惹かれ合う様子は見られます。

ともにメガロドンと戦うパートナーという同士としても見事な連携を見せつけてくれました。

ですが、それはジョナス演じるステイサムの美ボディと迫力あるパフォーマンスがあってこそという意見が多かったです。

これがステイサムという英雄の映画と言われる所以のよう…。

私はパニック映画に恋愛要素を求めていないので特に気になりませんでしたが、トータルバランスで見ると、確かにMEGザ・モンスターはその点は少しあまい作品にはなるのかもしれません。

【個人的感想】ジョナスVSメガロドンの一騎打ちは圧巻!

あまりにもネガティブな感想が多いMEGザ・モンスター。

ですが、終盤のジョナスとメガロドンの一騎打ちはかっこよかったです(上記のツイートでも書かれていましたね)!

パニック映画の枠を出ないだとか、脚本がひどすぎるなど。

思わず肯定してしまう点はあります。
それでも私は満足です。

冒頭の見出しを書いていて悲しくなりましたが、私個人としては満足の得られる作品でした。

私はスカッとするアクションと迫力ある展開、最後は笑えるハッピーエンドが大好きです。

アメリカのアクション映画やコメディ映画なんてツボにはまるものが多すぎて、まだまだ見視聴の作品はたくさんあるくらいです。

恐らく私自身、パニック映画というものに大きな期待と渇望を持っていないのかもしれません(笑)

それはそれでどうなのでしょう…という話なのですが…。

ズバン!ドシャ!ギャー!な、わかりやすい単調な枠組み内の展開に抵抗がないのです、たぶん。

だから最高でした。
ジョナスがメガロドンの腹をひっさくシーン。

何度でも観られる…!

【個人的感想】MEGザ・モンスターは感動要素あり!

パニック映画は共通して主人公やその他のキャラクター軸が浅いので、導入シーンはいつも作品に没頭できないのが悲しいのですが…。

『MEGザ・モンスター』は一切そんなことはなかったです。

冒頭から惹き込まれちゃいました。

私の知るパニック映画は、基本的にメインの山場の質を集中して上げているイメージが強いです。

『海底47m』や『海底47m古代マヤの死の迷宮』を昨年の夏に観たのですが、これらの作品はそんな印象を抱きました。

しかしMEGザ・モンスターの主人公ジョナスが海底に潜水し救助活動をしていたところ、メガロドンに襲われ、海底で仲間を置き去りにして生還するのです。

これが、この物語が始まる前にジョナスが抱えているトラウマです。

ジョナスはこのトラウマを、海洋研究所にてテスト潜水しメガロドンに襲われた元奥様、ロリ(ジェシカ・マクナミー)と同席するクルーたちを救うのに呼び出されることで強制的に向き合わされるのです。

個人的には、ここで感動でした…!

感動ものに弱い私ならではです。

人命救助の場で救えた命よりも、見放すしかなかった命ばかりを民衆に責められていたジョナス。

精神異常だと叩かれていたにも関わらず、手のひらを返したような海洋研究所の人々に、過去潜水経験があるから手を貸してくれと懇願されるのです。

今まで私の視聴してきたパニック映画にはなかった要素なので、個人的には推せると思っています。

人の心を持っていないように見える、獣のようにギラついた目をするジョナスでしたが、そういう人こそ心に傷を持っているものなんですよね。

そのギャップもたまらないです。

まとめ

MEGザ・モンスターを観て感じたことは、

  • 主人公のトラウマからの脱却

  • 激しい迫力あるアクション

  • サメをはじめメガロトンにも勇敢に向かっていく女性(スーイン)の存在

  • 水中下に建造された海洋研究所の造形、景色の美しさに夢がある…!

ということです。

私のように、アクションが好きで主人公の成長過程を見るのが好きな人。

海や海洋生物が好きで、守られるばかりでなく研究熱心な女性がいる作品が好きな人。

ぜひおすすめです!

なんとなく刺激が足りないなあ…というとき、よかったら試しに観てもらえたら嬉しいです。

公式サイトはこちら。


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