本当に振り回されない生活をみんな願っているじゃないですか。
自由で平等な世界はみんな願っているじゃないですか。
なぜそんな簡単なことができないんですか。

　　　　　　　　　　　　藤森教念

簡単なことができないのが人間だ。

だから人間は馬鹿で愚かなんだな。

核爆弾も、いっせいのせ、でみんなで放棄すりゃいいだけだ。
あらゆる武器も捨てればいい。
造るのをやめればいい。
武器製造会社の認可をすべて取り上げればいい。
そんだけのことだ。

それすらもできない。

なんか、産経新聞では稲田朋美が「LGBT法案」をはじめ、差別撤廃に力を入れだしたことを「左翼化している」と寝ぼけた社説を載せたらしいね。
ま、産経の記者や寄稿者や読者のバカさがさらされたわけだが。
差別撤廃や人権確立を左傾化って、どこのアホだ？と思えてしまう。

ま、ここに出てくる、安倍晋三や安倍周辺の自由民主党議員、産経新聞からすれば、米国はバリバリの左翼国家となるんだろうな。

アメリカは、いろいろな差別があり、デモや激突や殺害までも起きる国だ。
しょっちゅう問題になる。
国連の人権理事会からも抜けたりもする。

でも、米国は人権先進国だ。
人種差別が問題にはなるが、それを国民も報道も政府も無視することはない。
LGBTへの差別を問題化したのも米国発だ。
問題を可視化するし、それで対立や衝突が起きる弊害もあるが、みな解決を考えているように思える。
トランプ前大統領ですら、差別や人権を無視はできなかった。

ところが、日本のここんとこの総理大臣や政府の要人、そこにベッタリの報道機関、べったりではないにしろ部数や視聴率しか考えていない見て見ぬ振り決め込む報道機関、関心を示さない報道機関は、威勢のいいふりをして、喧嘩上等！みたいのがかっこいいと思ってか、そのくせ自分が巻き込まれるのを嫌うチキンばっかのように思えてならない。

いや、喧嘩してるより、楽しくしてるほうがいいでしょ。
どうしたら喧嘩しないで済むかを考えるほうがオレは大事だと思うし、賢いと思うんだけどなぁ。

ともかく、差別推進・人権撤廃が、自由民主党や公明党や産経新聞や読売新聞の正義のようだな。

少なくとも、米国と仲良くやりたい風だけど、間違いなく米国と彼らの人間に対する立ち位置は真逆だし、このまんまだと遅かれ早かれ、日本って国は、米国の標的になるでしょね、また。
日本国民の目を覚まさせる、日本国民を開放するって名目で、老若男女問わずボッコボコにされんだろう。
米国は戦争になったら、相手国の人権とか切り捨てることができる国だし。

いまのうちに、ちゃんと考えないとね。