ホワイトデーに、言葉の贈りものを。
子どもが生まれてから母モード全開の友人が、旦那さんからの告白がきっかけで関係が激変したいう話がすっごく良かったので聞いて欲しい・・・!!!
5歳、1歳の男の子を育てている彼女。
子どもが生まれてからは完全にお母さんモード全開で幸せの中心が子どもたちの生活。
子育ても楽しく、充実した日々を送っている。
でも、旦那さんは寂しい想いをしていたそう。
最近、旦那さんからある告白を受けて彼女は心底びっくりした。
「君は僕の生きる意味の80%を占めている。そのくらい大切なんだ。子どもたち、家のことを一生懸命してくれている事は本当に感謝している。でも、ちょっと寂しい。」
彼女は今までの自分の態度を振り返って、反省した。
あの時何もしてくれなかったじゃないか・・と言いたいことも沢山あったけど彼女はそれをぐっと飲み込み(いい女はこうする)、そして彼の告白を素直に受け止めて、寂しい思いをさせて申し訳なかったと思い至った。
「結婚、出産というイベントごとに変わってきたお互いの関係性は、子育て期に入るとこれから大きく変わる事は無いと思うから、子どもが小さい今の時期に、夫婦のあり方について話をすることができた事がすごくよかった。」
と彼女は言っていた(いい女はこう言う)。
その告白以来、旦那さんはその気持ちを行動に移し、家事育児に積極的に取り組むようになった。
その行動は、「お皿を下げる」とかの些細なことだけれど、彼女は彼の変わりぶりに驚き、喜んでいる。
「お皿は下げたけど、洗えなくてごめん。」と言う彼に対して、
「出来ることだけしてくれればそれだけで嬉しい。」と言う彼女(いい女はこう考える)。
彼女のいい女度が高いことが勝因ではあるのですが、そうさせてくれているのは旦那さんのいい男度が高いからです。
相互に良い影響を与えてる素敵な関係ですよね。
話の流れだけ見ると、なんてシンプルであっさりした内容なんでしょう、と思いますよね。
簡単にできるように感じますよね。
でも、でもね。
実際にこれがなかなか出来ないから、世の中の夫婦問題は無くならないわけなのです。
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私の持論ですが、子どもが生まれてから変わるのは、女性だけです。
それは出産の体験を指すわけじゃなく、精神的な事で、お母さんスイッチがね、入るんです。
そのスイッチは多分一生ONで、個人差やライフステージによりそのレベルは上下したりするんです。
で、このレベルの上下の鍵を握るのは旦那さんです。
調光スイッチのつまみみたいなイメージです。
MAXがお母さん濃度100%で、下がるほどに個人・ひとりの女性としての存在に近づいていくイメージです。
お母さんスイッチを切る事は多分不可能なんですけど、つまみは旦那さんが自由に調整できると思うんです。
自分も子どもでいたい人はそのつまみを下げないし(大きい長男となる)
自分のパートナーとして対等にいて欲しいと思う人はつまみを下げに行きます。
子どもをもつと、女性はお母さんモードになります。
これは100%の反応です。
でも、男性の反応は個人差があり
・さみしい思いをする。
・自分も子どもモードになれてラッキーと思う。
どちらになるかによって、夫婦の在り方は全く逆のものになります。
私が思う、いい夫婦と言われる関係性は、対等であることなので前者です。
パートナーとは対等な関係で在りたいと思ってます。
お母さん濃度のつまみを下げる事は、女性側からは絶対に出来無いんです。
それが人間関係だからです。
世の中の旦那さま。
想いはストレートに、ひとりの男として潔く伝えてください。
シンプルが一番です。
これに勝る方法はありません。
出来ない事は出来ないと、潔く言っても大丈夫です。
出来る事を出来る限りやっている姿を見れば、女性は何も言いません。
女性が過去を持ち出してきても聞き流してください。
乗ってはダメです。
あの時はごめん、とひとこと言ってくれるだけでいいんです。ほんとに。
それだけで、女性はとんでもない能力を発揮します。
女性の素晴らしい能力を生かすも殺すもあなたのひとこと次第です。
今日はホワイトデーです。
どうぞ、シンプルでやさしい言葉を贈ってくださいね。
モノも嬉しいけど、言葉はもっと嬉しいです。
たぶん、全世界共通です。
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