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二人目妊娠日記#1 【マタニティ・ブルー】

前回までの超ずぼら妊活記録が終わり、今回から妊娠記録を書いていきます。

※読む人によっては不快になると思うので「妊娠中どうしても明るい気持ちになれなかった。」「前向きになろうとして頑張ってみたら余計に辛くなった。」という方のみお読みいただければとおもいます。

1、辛過ぎた妊娠初期

最低でも2年くらいかかるだろうな〜と思っていた妊活が一回で自然妊娠したということで

はい。。
正直、気持ちが全く追いつかなかったです。
今だから言えますが
喜ぶなんてとてもじゃないけど出来ませんでした。

とにかくこの先に待ち構えている
つわり、出産、イヤイヤ期が恐怖でした。
不安で不安でとても辛かったです。

頭の中で
「どうしよう、こんなはずじゃなかったのに」
後悔と後戻りできない恐怖が凄まじかったです。

こんな気持ちは絶対に表に出してはいけないと思ったし「妊活しまーす!」と能天気にブログにも書いていた手前、喜んで報告しなければ失礼だしと何度も「このタイミングで妊娠して良かったんだ」と自分に言い聞かせていました。

2、「不安で仕方ないです」と相談したけれど。。。

前向きに気持ちが切り替えられない中
体はどんどん妊婦になっていきます。

妊娠5週目5日から食べづわりが始まり、お腹も早く出だしました。
意に反して、妊婦になっていく自分の体が本当に辛かったです。

でも、娘は待望の赤ちゃんに会えることをとても望んでいたし、つわりでヒーヒー言ってるわたしをずっとずっと労ってくれました。

甘えたかっただろうに、妊娠が発覚してからは身支度やシャンプーなど、ほとんどのことを娘一人でやるようになりました。

大好きなデザートやお菓子まで「お母さん食べていいよ!赤ちゃんいるもん!」と自分の分を譲ってくれたりもしました。

そんな健気な姿を見て申し訳ない気持ちになって凹んだり、これからたくさん我慢させてしまうのでは?と泣けてきたり

とにかく情緒が不安定だったので
検診のたびに産婦人科の先生、助産師さん、保健師さんに

「とにかく将来が不安でこの妊娠を心から喜べない」
「娘に負担をかけて申し訳ない」
ということを相談しましたが

『今はホルモンの影響でそうなってるだけだよ。大丈夫!』と
言われるだけでした。

娘の出産は安産だったし
トラウマなんてない。
だけど、あの時よりずっと怖い。
つわりがいつまで続くのか怖い。
ずっと先のイヤイヤ期も怖い。
今みたいにワンオペで仕事しながら子育てなんて絶対できない。

今思えば何をそんなに悩んでいるんだという感じなんですが
完全なるマタニティブルーでした。

3、友達に打ち明けて

絶賛つわり中、偶然市内のプロバスケのチケットが当たったので
ママ友を誘い、お互い上の子を連れて観戦に行きました。

そのママ友も当時妊娠8ヶ月でしたが、初期の頃はわたしのように「不安だわ〜」と漏らしていたことを思い出して、勇気を出して胸の内を話しました。

すると、すると
めちゃくちゃ話が合う!!!泣

「妊娠は望んでいたけど今じゃないんだよね!」
「妊婦ってなんでこんなきついんだろうね!」
「産むまでの過程、面倒すぎん?!」

初めて共感してくれる人に
出会えて本当に救われました。

そしてわたしが
「妊娠して喜べないなんて
口が裂けても言えないじゃん?」
と呟くと

「え?!
わたしめっちゃ言ってたけど!
親とか友達に言いまくってたよ!」

とあっけらかんと答えるママ友。

私:「えぇ、言ってもいいん?!笑」
友:「だって、そう思っちゃうのは仕方ないじゃん〜笑」

この言葉にとっても心が軽くなったのを覚えています。
そうか。だよね。仕方ないよね。

わたしは自分の気持ちに向き合わずに
逃げていたからこんなにも辛かったんだ。
仕方ないんだから、そう思ってしまう自分もきちんと受け入れよう。

そう思えたことで気持ちがスーーと切り替わり
不安で押しつぶされそうな感覚が和らぎました。

不安なんやもん。仕方ないやん。
将来が怖いやもん。仕方ないやん。
喜べないのも、仕方ないやん。

4、つわり終了とともに

妊娠18週
5ヶ月目にして
長かった長かったつわりが終わりました。

と同時に
少しずつお腹の子が愛しく思えてきて

胎動キックされたところを
トントンすると
またキックしてくれる

そんなTHEハッピーマタニティライフみたいな
やりとりもまた楽しくなってきて

ようやく妊娠して良かったな。と
少しずつ思えるようになりました。

妊娠6ヶ月目に入る頃には
友人にも妊娠したことを伝えられるまでに。
(初期は「妊娠おめでとう!」の言葉さえ辛くて言えなかった。)

そして妊娠7ヶ月目でようやく
SNSで皆さんにご報告できるレベルにまで
正常に戻りました。笑

あの不安感、恐怖感なんやったんやろと
今でもおもいます。
マタニティブルー怖すぎる。

妊娠8ヶ月の今では
毎日のようにYouTubeで
赤ちゃん動画を見て
「あーこんなんやったわぁ〜❣️」と
乳幼児期の育児を復習したり

娘を見ながら
「こんな可愛い天使が
また一人増えるのかと思うと
楽しみすぎるわ〜〜🥺」
と毎夜つぶやいたり

きっときっと居心地の悪い胎内環境だっただろうに
よーーくここまで
耐えてくれたお腹の子に感謝です。

ストレスまみれで泣いてばかりでごめんね。
お母さん、本当弱いからいやんなるわ。

でも仕方ない。
それがわたしやもんね。

これからも
自分の気持ちと向き合いながら
言い訳せずにダメな自分も受け入れて
精進していくね!!!

【番外編】その頃、夫は・・・?

とまぁ、ここまで夫は全く出てこないですけど
何してんねーーん!って感じですよね。

彼は船のエンジニアのため
常に海の上、尚且つ船内は電波も悪いため
これっぽちも役に立ちませんでした(^○^)ワーイ

そもそも連絡すらまともに取れない!
家に帰ってくるのは月1回あればいい方!

でも、それでもいいんですよ。
夫は育児初心者だし
ましてや妊娠中の情緒のことなんて専門外なので。

「彼ならわたしのこの不安な気持ち、分かってくれるはず!」という
淡い期待は娘の出産と同時に胎盤と一緒に捨てました。

でも、これが夫婦円満の秘訣だとも思っています。

人には適材適所あるので
専門外の人へ相談しても
的外れなことばかり言われるだけで
余計にストレスがたまります。

それはサッカー選手に
ホームランの打ち方教えて!と
聞くのと同じなんですよね。

でも今回、夫が変わったな〜と思ったのは
妊娠が分かった時から
「今回は育休をとる」と自分から言ってくれたこと。
そして激務な職場への転職を視野に入れてくれたことの二つです。

娘が生まれたからこの5年の間に
彼も父親として成長してくれたんだなと嬉しくなりました。
でもまぁ、つわりが酷かったり、高熱が2週間続いた時には
まともに連絡が取れない夫にほんのり殺意が湧きましたが

実家に頼ったり、友達に頼ったり
周りに支えられてなんとかここまで来れました。
感謝という二文字では足りないくらい
本当に周りに助けられています。

ま!夫も頑張ってるんやけどね。
令和の時代だから、私たちの世代から
男性の働き方も変えていきたいなっておもいます。



















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