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高島トレイル撤退記。EP.2

前回の続き。

「どこに道があんねん!!」と思いながら看板の先を覗く…。
一瞬、思考停止したが「たしかに、道あるやん…(?)」と、自分に言い聞かせて入っていく。

この窪みが道である。

蜘蛛の巣を壊しながら歩いていると、低山が好きかどうか?について考えていた。
個人的には低山より高山の方が景色が良くて好きだが、なぜ低山を歩くの?となる。
この答えは「ロングトレイルをなぜ歩く?」にも通ずるが、自分の中にある根源的なものを辿っていくと歩くことが好きなのである。
〇〇が好きだから□□を嫌いとはならない。
結局、歩けるなら低山も可!という好きではないけど嫌いでもない答えになっていた。

木のトンネルをくぐる。

徐々に道が広くなってきたけど、乗鞍岳まではまだまだ登るみたい。
それよりも天気が怪しい。
天気予報では午前中までは雨、午後から曇りになる予想だった。

鉄塔が見えるところまで歩くと、雨が本格的に降り出してきた。雨具に傘を持ち歩いているので傘を持って歩く。
使ってみると雨は然り、日差し避けにも使えるので1番効果があると実感するギア。オススメ!

高島トレイルは鉄塔を確認して、自分の現在地やこれから進むべき方角を知る。そのため、この先はトレイルに設置されているピンクのリボンや鉄塔を確認しながら歩く。

しかし、天気が悪いせいで視界がよくない。
そして、次にあるべきはずの鉄塔もなかなか見つからない。自分が歩くべき道を見失って、初めて迷子になったと気づいた。
その③に続く。

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