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鬼滅の刃とゾンビの話【しん劇のフリートーク】

はいどーもー、しん劇(回路R森本)でございますー。

「えんとつ町のプペル」めちゃめちゃ観に行きたい!
あと「さんかく窓の外側は夜」もめちゃめちゃ観に行きたい!

予告編


こないだ、一昨年に「ネッシーvsノストラダムスvsユリゲラー」「サスペリア(リメイク)」「アガサクリスティのねじれた家」「記憶にございません」の4本を観て以来、映画館で映画を観てないってことを書きました。


映画は好きなので、CSとかのノーカット放送や、GYAO!とかTELASAでスマホ視聴してますけど、やっぱり映画ってものは映画館で観ないとねー。

映画館で映画を観たいんだけど、あたくし、ビビりなんで、現状ではちょっと💦

うん。わかってますよ。
映画館は安全ですって言われてますし、実際多くの方が映画館に足を運んでますよね。
「鬼滅の刃」が新記録樹立の大ヒットしてますし。

こないだ紹介した映画館のコロナ対策を取材したシネマンションの動画も、もう一度載せておきましょう。

朗読教室の講師も、朗読イベントも、落語イベントも、全部緊急事態宣言で中止になったんで、時間はたくさんあるんですよね。
(何しろ6日の仕事始めが今月最後の仕事になってますんで。トホホ)

あーあ、映画観てえなー。

と、そこへ、うちの劇団の照明をお願いしているHさんから、「『鬼滅の刃』の鬼を現代医学の観点から考察したコラムがありましたよー」とLINEが。

鬼舞辻無惨は死の病にかかり、医師が処方した薬の作用で鬼になった。
その病は何か、鬼舞辻無惨を鬼にしないためには、どう治療すればよかったのか?
みたいな記事です。

いや、知りたいのはそっちじゃないよ!
病名とか正しい治療法じゃなくて、薬の作用で鬼になったって云う部分が詳しく知りたいよ!(笑)

だいたい思いつくのは、鬼とは病で外見が変貌した人のことではないか?ってことですね。

で、その人が、怪力で暴れてほかの人々を襲う…
ではなく、同じように他人を変貌させ死に至らしめる様子を、鬼の仕業と、当時は考えたのではないでしょうか。

感染症ですね。

たたりとか、のりうつるとか、とりつかれたとかって云うのは、原因不明で治療法不明な感染症だったと考えるのが、現代的な感覚で納得出来ることでしょう。

そう言えば、ゾンビって、そもそもは呪術師が呪文で操る設定だったのに、すっかり未知の感染症が原因ってことになっちゃってますよね。

昔のホラー映画だと、ブードゥー教の呪文だか魔法だか操られるモンスターがゾンビでしたが、その後ゾンビを有名にしたAロメロ監督の映画「ゾンビ」で、謎の宇宙線でなぜか死体がよみがえる設定に(笑)
しかも噛まれたらゾンビになる。

ゾンビに噛まれたらゾンビになるって設定は、魔法や宇宙線では説明出来ず、これって吸血鬼とごっちゃになってる?

ここにいたって、吸血鬼に噛まれたら吸血鬼になると云うのは実は感染症だったという設定と結びついて、ゾンビ映画には、未知のウイルス、あるいは生物兵器のトラブルとかって設定が確立したようです。

そうそう、香港映画のキョンシーは、呪文で操られるって設定が昔ながらのゾンビ設定なのに、噛まれたらキョンシーになるという感染症要素も入ってますね。

「鬼滅の刃」の鬼も、禰豆子を見る限りゾンビやキョンシー、吸血鬼と同じ、感染症要素が入っているようですが、感染症、病気と「鬼滅の刃」という考察では、こんな記事を見つけました。
この方の記事、なるほどーと感心しました。

まあそれはともかく、今はゾンビものの映画やドラマ、多いですね。
ゾンビブームと言うか、人気ジャンルとして定着して、今や吸血鬼よりもポピュラーかも?

ゾンビって、もう、出てきたらゾンビだなってみんなわかるし、説明いらないんですよね。
世界観の説明が不要ってのは強いです。
細かい設定飛ばして、ゾンビからどう逃げるかがテーマで作れるし、普通のドラマにゾンビを組み合わせるだけで何となく目新しいし、サスペンスにもコメディにもなる。
ゾンビ学園ミュージカルって、わけのわからないものまであって、観たらそれはそれで面白かったです(笑)

そう言えば、上京して間もない80年代の半ばかな?
ふらっと暇潰しに入った映画館で観た「バイオインフェルノ」って作品が、めちゃめちゃ面白かったですよ。
ミラジョヴォヴィッチの「バイオハザード」や、その元のゲーム版より10年以上前の映画で、研究所内で解決するから、今の感覚だとこじんまりとした作品だけど、大好き。
ああ、こんなふうにして院内感染とかクラスター発生するんだなって、今こそ観てほしい作品です。

って、最後は無名のホラー映画の宣伝になっちゃった(笑)


とゆーわけで、ここからは回路Rチャンネルのラジオ推理劇場をお楽しみください❤️


江戸川乱歩と並ぶ日本の推理小説黎明期を支えた作家、甲賀三郎のミステリーを朗読しました。

●大正12年(1923年)発表、甲賀三郎のデビュー作。
「真珠塔の秘密」
美術工芸品展覧会の目玉である、真珠で出来た高価な塔が、偽物にすり替えられた。
犯人は誰か?どうやってすり替えたのか?
日本のシャーロックホームズ、橋本敏登場!

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