モノやコトに溢れかえってるよね②

こんにちは。皆さん3連休をいかがお過ごしでしょうか?
天気が良く外出している人も多いのではないでしょうか?
僕も土曜日に川崎フロンターレ対サンフレッチェ戦を等々力まで観に行きました。

さて、先日こちらのnoteをアウトプットを兼ねて書きました。
主にはホットリンクの飯高さんの「僕らはSNSでモノを買う」についてのアウトプットを書きました。こちらの本と関連付けてもう1冊を読みそちらのアウトプットも書きたいと思っています。

そちらがこちらの本になります。
博報堂デザイン研究所の國田さん著書によります。
2016年出版と少し前の本になりますが考え方などは大変勉強になりました。

■自分ゴト化とは

「僕らはSNSでモノを買う」の後に「行動デザインの教科書」を読みました。SNSは結局のところ手法であるからです。重要なのはコンテンツ(サービスや商品)です。また、それに合わせたコミュニケーション設計が重要ではないのかなと僕は考えています。ユーザーの行動を学びなおす必要があると思い、こちらの本を読み直しました。
前回のnoteにも書きましたが「自分ゴト化」させることが重要です。
ただ、本書によると意識のうえでの「自分ゴト化」ではまだ弱いと述べています。つまり、いくらSNSで口コミが広がっていても必ずしも「行動」につながっているとは言い切れないということです。
自分ゴト化とは「結果としてそうなった状態」で人を動かすための方法論ではないです。
行動を起こしてもらわないと「自分ゴト化」の状態になってもらえないということです。

■どうやったら行動を起こすのか

行動を起こさない問題
1「自分に言われているように思えない」という問題
2「やりたい行動に思えない」という問題
3「やりたいのだが腰が上がらない」という問題

行動を起こさない理由として上記の問題が挙げられます。
言われてみれば僕も当てはまる部分が多くあります。
1と2はコミュニケーションによって解決可能だと著者は述べていました。
問題となるのが3です。
「コスト」
が大きな問題になります。金銭的な部分だけでなく精神的なコスト問題も含まれます。人って新しいことをやるときに「リスク」を嫌います。当たり前かもしれませんがこの「リスク」を最初に排除してあげることが重要です。よくあるのが化粧品の試供品提供やトライアルなどが挙げられます。まずは試してもらって「リスク」のハードルを下げていきます。
本書ではあまり触れられていませんでしたが、この「リスク」を下げることで重要になるのが口コミだと思っています。
口コミが多い商品やサービスは必然的に信頼性が高くなると考えています。
とくに周りの友達や知人からの口コミは「リスク」のハードルが大きく下がります。皆さんも友達や家族に勧められた商品やサービスを使った経験はございませんでしょうか?
それが随所に出ているのがスポーツだと思っています。Bリーグの来場理由の一番大きな理由は「誘われたから」だそうです。
つまり、周りの口コミなどは人を行動へ移す際の一番大きな武器になります。モノやコトに溢れかえっている世の中で選んでもらうには広告を大量に打つより口コミを増やすコミュニケーション戦略をとった方がよいといえるでしょう。

■UGCの重要性

やはり、身近な人からの情報は信頼性があります。
周りが話題にしている内容は一度経験してみたいと思ういますよね。
特に「SNSで話題!」なんていうものは人が集まってくると僕は思っています。
スポーツの例だと今回のラグビーワールドカップが良い例ではないでしょうか。
「にわかファン」がトレンド入りしていました。
ワールドカップ後にどれだけ定着するかも気になりますがうまくいった事例だと僕は思っています。
しっかり、自分たちの商品やサービスを起点に考えていくことで結果としてUGCが発生するのだといえます。
ユーザーの行動を考えたうえでハードルとなっているリスクを考えることで
行動が見えてくると思います。

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