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ブランド名って大事。~ブランド採用戦略~

久しぶりにnote投稿しまーす。
今回は、今猛勉強中の「中小企業診断士」の中から書きたいなと思ってます。
知識の定着化を兼ねて、、、

書いていく内容は「企業経営理論」の「ブランド採用戦略」について。

ブランド採用戦略とは、企業がブランド名を商品やサービスに付ける際に考える戦略のことです。企業の中で扱う商品やサービスが複数ある場合、ブランド名を冠するのかはたいへん重要です。
ブランド採用戦略を考える際に、「ラインイメージや競争地位の類似性」と「ターゲットの類似性」を軸として戦略を考えていきます。

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出典:フォーサイト

①ファミリーブランド
製品ライン間のイメージ類似性が同質でかつターゲットも同質な場合に採用される戦略です。具体例は無印良品。様々な商品を展開していますが、全て「無印良品」です。

②ダブルブランド
ターゲットは同質で、ラインイメージや競争地位が異質な場合に採用される戦略です。
具体例はキリン。キリンラガーやキリン一番絞り。ターゲットは同質ですが、商品によってブランド名を分けています。

③ブランドプラスグレード
ターゲットは異質でラインイメージや競争地位が異質な場合に採用される戦略です。
具体例はBMW。7シリーズや5シリーズなど、ターゲットに合わせてブランド名を分けています。

④個別ブランド
ターゲットが異質でかつラインイメージや競争地位も異なる場合に採用される戦略です。
具体例はネスレ。コーヒーは「ネスカフェ」、チョコは「キットカット」のように統一なブランド名は使用せず、ブランド名を採用します。ブランド名を確立するまでに時間を要します。

⑤分割ファミリーブランド
ターゲットおよびラインイメージや競争地位の同質/異質がいずれも中程度な場合、製品ラインをいくつかに分け、それぞれにブランドを付与する方式です。
具体例はファーストリテイリング。「ユニクロ」や「GU」にわけて、服(衣類)を提供しています。

ブランド採用戦略はブランドを考える際に基礎となる考え方です。

スポーツ業界でも「東京ヴェルディ」のようにリブランディングをとり、新しいブランド戦略をとってきているチームもあります。

スポーツチームのブランド力は最強なので、色んな使い方ができそうなような...この辺は時間がある時に纏めたいと思います。

最後まで、お読みいただき誠にありがとうございました!

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