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「新規事業の実践論」を呼んで思うこと①~まずは小さな疑問を持つことが大事~

こんにちは。コマキです。

ずっと読みたかった「新規事業の実践論」を読破。

本書は新規事業を数多く、立ちあげられている株式会社アルファドライブのCEO麻生要一さんが書かれています。
今回は、実際に事業を立ち上げている自身の経験と本書を絡めて本書を纏めていきたいと思います。

■新規事業にまず必要なのは「WILL(意志)」

新規事業を立ち上げにあたって最初にやることはWIL(意志)の形成です。
WIL(意志)とは「誰の、どんな課題を、なぜあなたが」解決するのかを明確化すること。
「うわ、意志ないから俺(私)には新規事業無理だ」と思った人もいるのではないでしょうか。ご安心ください。WILは後天的につけることが可能です。どうやってWILを創るのか。それは原体験につながる行動をとることです。原体験と「現場」と「本場」へとにかく行くこと。さらに繰り返し行き来することが大事です。
原体験化ができたら次に下記を行います。

①誰かにそこで感じたことを話すこと
②その人と小さな約束をすること

この2つを実践することでWIL形成への第一歩を踏むことができます。

■WILと課題は違う

実際に私も事業を立ち上げ時に強いWILを持っていたわけではありません。
新規事業を立ち上げるきっかけは社内公募でした。「スポーツマーケティンググループ担当者募集」というメールを見て、「スポーツを仕事にしたい」と思いだけで応募しました。
実際に公募を通過し、新規事業に任されてから様々なスポーツを観に行きました。観戦した試合で満員だった試合は一度だけ。お客さんが全く入っていない試合もありました。日本代表戦や注目される試合などは満員なのに、リーグ戦など日常的に行われている試合は満員にならない。

満員になることで何がいいのか。それはスポーツの競技レベルが上がることだと考えています。実際にJリーグやBリーグが開幕し注目されたことで日本代表チームはワールドカップ出場に繋がっています。強くなるためには多くのファンにスタジアムやアリーナに足を運んでもらう必要があると考えました。
そこで事業ミッションとして「ファンの定着化」を掲げ、サービスをリリースしました。

しかし、この時点ではしっかりとしたWILは形成されていません。
あくまで「課題」を見つけただけで「WIL」ではないです。

そしてWIL形成に必要な下記2点を行っていません。

①誰かにそこで感じたことを話すこと
②その人と小さな約束をすること

なのにサービスをリリースしてしまいました。。。。

この後、痛い目に何度も合います。続きは次回noteに書きます。

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