アイキャッチ画像__3_

3秒で足の指の痛みが消えたテーピング

どうも柏崎辰徳@ゆるめのまじめな治療家です。昨日の自己紹介記事を見てくれた方ありがとうございました。全く面識のない方からのスキ(いいね!的なやつ)やフォローは新鮮で嬉しいものですね!

さて、先日の記事にあった通り

①臨床で効果的だったアプローチ方法

②治療家としての自身の考え方

③チーム作りについてのヒント

について発信をしていこうと思っていまして、今回は①の臨床で効果的だったアプローチ法について書いていこうと思います。

一般の人も見てくれている可能性もあるので、なるべくわかりやすい用語でいきます。

目次

1.今回の症例は “足の指のねんざ”

まず初めに、今回来院された患者さんには症例についての記事や写真を載せることは快く承諾して頂いております。感謝です!

では今回どこを痛めたかというと

ここ↓ (赤い✖の部分)

Inked足 解剖図_LI

 第4趾のMP関節ですね。わかりやすく言うと足の薬指の付け根です。雪道で足を滑らせ捻ってしまいました。一般的には足首を捻ってしまう場合が多いですが、この方は足首の痛みはなく✖の部分を痛めまして、来院されたのは受傷後から5日後の事でした。

腫脹(+)熱感(+)押しても痛い、歩いても痛い、階段を登ろうもんなら激痛との事でした。

2.一般的には消炎・固定・安静か

腫脹・熱感ともに存在し、圧痛、運動痛ともに著明なので、受傷後5日ですが炎症所見があるので一般的には冷却し、消炎・固定・安静の処置をする所が多いと思います。電気治療したり固定力のあるテープや包帯とかですかね。余談ですが最近では急性外傷はRICEからPOLICEになってるみたいです。

RICE:

Rest(安静) Ice(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上)

POLICE: 

Protection(保護) Optimal Loading(最適な負荷) Ice(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上)

3.実際にやったのはこんな感じ

腫脹を早く引かせるために先に手技を1分くらいして腫れは引きましたが、痛みは大きくは変わりません。で、その次にしたのがこのテーピング。


ドン!


テーピング1

はい、このテーピングを貼った後は、押しても歩いても痛くなくなりました。不思議ですね。

本来組織が損傷している場合、炎症があるうちは痛みって存在するはずなんですよ。このテーピングを貼った瞬間に『組織が回復したか』というとおそらくそんなことはないと思います。しかし、現実に痛みが消失しスタスタ歩けるようになった。この事実から目を背けてはいけないと思います。タイトルにあった通り、貼るのに3秒くらいしか要してませんから痛みは3秒で消えたことになります。おそらく組織は回復してませんが。

このテーピングはかなり汎用性があります。しかし、貼り方や狙い方にちょっとしたコツがあります。続きは有料となります。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。

面白いと思ってくれましたらスキやフォローお願いします。今後もこんな感じのを上げていきたいと思います。

ここからは、そのちょっとしたコツが気になる方向けの有料記事で確認してください。


ここから先は

793字 / 1画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?