見出し画像

「与える」だけではなく、「受け取る」ことも重要な力

以前、授業を担当したクラスの方から「誕生日ブック」というものをいただきました。

そして、最初のページは、こんな始まりでした、

「Words for you:意識せずに人に尽くすあなた」


尽くすことに精いっぱいになると、与えてもらっていること、与えられていることに鈍感になるときがあります。

そういったものを受け取らず、ただただ尽くしているような感覚というのでしょうか。

改めて、「与える」ことと「受け取る」ことは一対(いっつい)なんだと思いました。

人に尽くしたり、与えたりする一方で、同時に人からの気持ちを受け取る「力」。

与える源泉になる「器」というのでしょうか。

社会のために、誰かのために何かをしよう!という気持ちも大事ですし、その姿勢やそのための惜しみない努力もとても重要ですが、一方で「いただく」力もまた大事。


時には「I deserve it」と思っていただくことを堪能し、鋭気を養う。


いただいていること・もの、そして周囲の人からいただく言葉や教え、そういったものを余すことなく「いただく」力。

いつも頼られるばかりではなくて、
人を頼ったり、助けてもらったり、教えてもらったり。

そして授けてもらう中でまた育んだものを、周囲に返し、尽くす。

そういう「循環」がものすごく重要だなと思います。

これは仕事でも同じだと思っています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回の投稿を読んでいただきありがとうございます!

海外駐在10年(シンガポール&東南アジア)を経て、現在はMBA教授をやっています。

NOTEでは仕事を100倍楽しむための思考の習慣を思うままに書いています。

海外拠点の社長も務めさせていただいた経験から、日本はもとより世界で活躍する人を尊敬&全力応援しています。これからもよろしくお願いいたします!

●自己紹介:https://note.com/tkassociates/n/nd35965a1dc1c
●仕事依頼:https://note.com/tkassociates/n/n2b49a8b2fb00
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?