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チームメンバーからの最高の贈り物:I appreciate the opportunity given

以前働いていた会社の社員(私のチームのメンバー)の話です。

どのような仕事をお願いしても

 I appreciate the opportunity given(この仕事ををいただけたことに感謝します)

と、返信をくれる人がいました。


お取引企業との間の会話ではなく、社内の、しかも、私のチームのメンバーからの返信なんです。

仕事の依頼をすると、毎回必ず感謝の言葉がついている。
どんな仕事の依頼に対しても、でした。

人生の中で、後にも先にも、こんな人に出会ったことがありません。

その人との仕事を通して、私自身、すごく大事なことを思い出したような気がしました。


その人は、仕事を待っているわけではなく、むしろ逆。

元々アサインされている仕事を十分にやった上で、さらにどういう貢献ができるかをいつも考え、自ら積極的に行動していました。

そして仕事の依頼があった時には、それがたとえどんな仕事であっても(その人が関心があるかどうかは別として)、感謝をして、その感謝の意を必ず言葉に出してくれていました。

周囲からも感謝され、信頼が増幅する。

面白い仕事もその人のところにやってくる。

そういう素晴らしい感謝のスパイラルをみました。


仕事を頼まれると、「面倒だな」「こんな仕事したくないな」と思うこともありますよね。
もしくは、「了解しました」「承知しました」と返事をするだけだったりもしますね。

私自身も、上司から頼まれたら「わかりました」と言って、黙々と仕事をするだけでした。

上司に「 I appreciate the opportunity given」と言ったこともありませんでした。

どのような内容の仕事であれ、その仕事が自分の元にやってきた意味があると考えて感謝して取り組む。

その取り組みの姿勢1つで、仕事へのアプローチも変わるし、周囲との関係性も変わるものだなと学びました。

そして、もう1つ。

仕事とは自らが創るもの。自ら見出し、自らが働きかけて切り開くものだと改めて学んだチームメンバーの姿勢でした。

こういうメンバーに囲まれていたことが、私の一生の宝物です。


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今回の投稿を読んでいただきありがとうございます!

海外駐在10年(シンガポール&東南アジア)を経て、現在はMBA教授をやっています。

NOTEでは仕事を100倍楽しむための思考の習慣を思うままに書いています。

海外拠点の社長も務めさせていただいた経験から、日本はもとより世界で活躍する人を尊敬&全力応援しています。これからもよろしくお願いいたします!

●自己紹介:https://note.com/tkassociates/n/nd35965a1dc1c
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