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怠惰の法則という考え方に共感

最近、一人で海に行く時の車の過ごし方を変えている。
今まではラジオだった、ただもっと何かないかなぁと思っていた時に紹介されたのがPodcast。
これが、結構いい感じにフィットしている。
色々と考えている事をまとめるのにも、新しいアイデアを思いつくにも非常にいい気がしている。
何を聞いているのかというと、TakramさんのPodcastである。
Takramさんは、1年半くらい前にデザイン思考(Design Thinking)に興味を持ち何度かお話を聞く機会を頂いた会社である。
たくさん関心・共感する話はあります。
その中の一つを共有します。

怠惰の法則という考え方。
(詳しくはこちら https://note.mu/kinya_tagawa/n/n11b74dcd3831)
上記のTakram田川さんの記事より抜粋


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ざっくり言うと、あるテクノロジーAと、テクノロジーBとか、サービスAと、サービスBがあったときに、どちらが生き残るかっていうのは、だめな人に優しいものが生き残るっていうだめな人。あるいは、怠け者、意志の弱い人にとって、優しいサービスっていうのが、2つぶつけたときには、基本、生き残るっていう。
例えば、火とかってテクノロジーは、その雷が落ちてくるのを、待つっていうよりは、普通に火打石で火を起こして焚火をする方が楽ですし。わざわざ焚火を起こすとかっていうような時も、火打石の方が、ゴリゴリするマシーンより楽ですし、火打石よりも、ほくちばことかで火を保存した方が、楽ですし。だったらば、かまどとか、ちゃんと、常設のもののが楽だし、それより、コンロの方が楽だし、それより電子レンジの方が楽だしっていうふうに、基本、セットアップ、メンテナンス、あるいは、後処理が、楽なもの、楽なものっていう方に、進化していってる。料理もそうだし、移動とかも。
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便利という言葉をもう少し深掘りして行くと、ある意味怠惰なのかもしれない。
私は、この考え方は本質を突いていると思っている。
僕たちが仕事をする上で、どこか頭の隅に置いておくのがいいのかと考える。

新しいサービスを作るにも、自分達が行っている事の未来を考えるのにも活用できる。

今やっているサービスに関しても同様の考え方を取り入れるべきなんだと思う。
怠け者が使いたいと思うサービス設計をすべきなんだと考える。
『いいかも』と最初は思うけど、よく見ると『めんどくさいなぁ』と思われてしまうサービスはダメだって事なんだと。
今のサービスは、上記にあてはまってしまっている気がする。
じゃあどうするべきなのか?どっかでブレストしたいなぁと。


加えて思う事は、怠惰なものが生き残るのだけども怠惰になるからといって温かみとかの人間味的な感覚が無くなるという事とは違う。
ちょっとしたこだわり、温かみが必要なんだと思う。
ここに関しては、私的にはまだ考える余地がある所。


このPodcastの中でも少し触れているんだけども、だからと言って昔のやり方が無くなる訳ではない。
趣味・嗜好等で存在し続ける。
焚き火とかそうであるように、趣き深い事として存在し続ける。
そっちの生き残り方ってのもある。

結論として、どうってものが無いんだけど非常に興味深いネタだったので共有します。

また、このPodcastは面白いのでオススメです。

双葉ホールディングスグループ MC株式会社&クワトロ株式会社 代表 https://mc-inc.jp http://www.quatro-inc.jp