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両親の離婚から学んだこと


離婚の話が聞かされた時
『やっとか、、、』と悲しさと嬉しさとが
混在した気持ちだったのを覚えています。

そしてその時初めて
家に大きな借金があることを知りました。

今大人になって親になって過去を振り返れば

けして裕福ではなかったし、欲しいおもちゃも買ってもらうことはできなかったけど
誕生日の日には、机いっぱいの母の手作りのご飯が並び、家族みんなが揃ってお祝いしてくれていました。

きっと、誰かのために尽くすことが好きな、母の思いやりだったのだと思います。

当時私は母と一緒に暮らすことを希望していました。

けれど、、進学のことや
母が原因であったことから父方につくことになりました。

思春期真っ只中の私は、父と暮らすことなど考えれなくて、、

2番目の姉が一緒に暮らしてくれるように

これもあの時の私は、自分のことばかりで、姉がどんな気持ちで一緒に暮らすことを
選択してくれたのかなど考えたことも、感謝したこともありませんでした。

“感謝“

のちに私は、感謝と言う言葉をたくさん使う人生になります。。。)))


親が離婚を決め、話合いなんかより
今までの日常生活より
頭から消えることのない出来事。

それは、姉と一緒に飛行機に乗り、母を地元に送った時の出来事です。

母を実家に送り、私はすぐに親戚のお家に泊まらせて頂くことになりました。

それまでの離婚の原因もいつも私の耳に届くことが無かった。

きっと、子供の私に心配かけぬように、兄弟なりの心遣いだったのだと思うし
親戚の所に泊まるのも、大人の方の配慮だったんだろうと思います。

でも、あの時、もうここで母と会えるのが最後だとわかっていれば
最後にハグをして別れていたかもしれない。
ありがとうと言ってさよならが言えたかもしれない。

そんな後悔が心に残り続けていました。

大人からしたら15歳の私はまだ子供だったかもしれない。
でも、目の前で起こっていることへの事実を受け入れるのには、十分理解できる
歳だったと思っています。

そんな出来事から、今自分が子育てで大切にしていること。


『 自分の意見や思いは口にする 』
『 事実は堤か隠さず話す 』
『 子供にも選択してもらう。』

これらが親と子の関係で大切にしていること。










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