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それが理由じゃないとわかっているけども

長く続いている習慣に「頭の中を紙に書き出す」があります。始めたのは高3の終わり頃。きっかけは、当時出会ったかっこいい大人におすすめされたからです。

長く続いている理由は、この習慣に価値を感じているからだと思います。

なにかにモヤモヤしたとき、選択に迷ったとき、いろいろとキツイとき、様々な場面で、頭の中を紙に書き出すことで、救われてきた実感があります。

その反面、これだけ長く続けているからこそ、紙に書くだけでは現実にはそこまで変化が起きないことにも気づいています。

例えば、理想の生活と今の生活のギャップを感じたとします。この時、紙に書き出すと理想の生活がよりハッキリするだけでなく、それを実現するためにはどんな行動が必要そうか、ある程度整理できます。

そうすると徐々に心は落ち着き、ポジティブな気持ちになります。これはこれで良いことです。ただそこから実際に自分の手足を動かすアクションが伴っていないと、ある程度時間が経過した頃に、また同じテーマで悩むことになります。

紙に書く効能はすごいので、書くことで一瞬誤魔化せるのですが、それだけでは本質的な解決に繋がらない、というのが私の考えです。

ちょっと話が逸れますが、この習慣、社会人になってから「紙のノートに書く」から「iPadに書く」に移行したんです。

そんなわけで、今は何か書き出すときは、iPadを使っているのですが、ふと、「最近同じようなテーマで書き出すこと多いなあ」と思いました。そして「これはiPadに書いているからか?紙のノートに書いたら変わるかな?」とか考えてました。

と同時に、「それは違うでしょう。何言っとんねん」とツッコむ自分もいます。重要なのはさっき言った通り、「書き出す」と「行動」がセットになっているか。

そう言い切るのは簡単なのですが、そのシンプルかつ厳しい現実から目を逸らすために、iPadのせいにしようとしてる自分がいたので、正直に書いてみました。ごめんよiPad、君は悪くないのに。

それではまた。


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