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【FINISH 09】初めてのケージグラップリング

おはようございます、萩野です。
最近、結構寒くなってきましたね、広島は今日も朝から寒いです。

朝起きるのも億劫になってくるこの季節ですが、出勤時間と通勤電車は待ってくれませんので、今日も会社へ行ってきます。

先週末の12/4(日)にリバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオで開催されたFINISH 09に参戦してきました。

初めてのケージグラップリングだったのもあり、とても貴重な経験ができました。

せっかくだから、試合展開と何を考えて闘ったかをnoteに書き残しておきたいなと思いました。

前日入り

東京には前日入りしました。

その前に!

東京に行く前日、つまり金曜日の仕事終わり直ぐに新幹線に飛び乗り、ここ最近恒例になりつつある愛知にあるBjj Coreへよって、夜出稽古してきました。

アサダ先生、パンテーラさん、チャールズ・ガスパーさん、井熊さん、そして、いつも繋いでくれる上田さん、ありがとうございます。

そして東京、前日入りした日はNOW or NEVERへ。
橋本知之選手の受け手として撮影で行った以来、2回目です。

杉本さんに「思ってたよりテクニックがあって、ボトムもトップもできて上手でした。ちゃんと練習してるのが伝わりました。」と言っていただき、すごく嬉しかったです。

その後、練習仲間の中山さんのホットドッグを食べに虎ノ門→映画スラムダンク鑑賞で感動→上野のホテル着。

試合のセコンドをお願いしていた光くんと「朝寝坊したらヤバいね」というやりとりをTwitterのDMでして、明日の集合時間や田町駅に何時に着くかを確認してから寝ました。

1試合目:関原翔選手

RIZINファイターの関原翔選手。
ここ最近は、柔術・グラップリングにも積極的に参戦している選手です。

闘う前のイメージは、左右に動き続けてパスを狙ってくるスタイルで、捕まえる(自分のガードの中に入れる)のが難しそうだなと思っていました。

今大会の自分の作戦

立ち技スキルほぼ皆無なので、全試合相手の手首をグリップして、即引き込んで組み立てる予定で考えていました。

下になってからの展開は、ハーフガード→リバースデラヒーバ→False reapでサドル(ロック)に入れて、膝十字かZ lockで一本獲りにいく…そんな感じでした。

False reapは、去年の闘裸男 広島大会で森戸さんが田村ヒビキ戦に向けて練習していて、スパーの中で散々喰らって身体で覚えました。

自分自身も今年の5月の修斗グラップリングで、既に実践投入しています。
※外掛けアリのルールじゃないと使えないから

今年のADCCでも使っている選手が結構いたし、個人的には、かなり強力なサドルへのエントリーのひとつだと捉えていて、よく使ってます。オススメ。

試合開始

作戦通り、引き込み成功。
ケージは、普段練習しているマットより結構スライディングしやすい気がする。

すぐにFalse reapをセットしに足を外掛けしていくけど、走られて膝から抜かれてしまう。

スクランブル後、相手と距離ができてしまい組み合う展開が終わる。猪木アリ状態になったら、またスタンドから再開。この辺は修斗グラップリングと似ている。

同様に手首グリップして引き込む。
相手はガンガン押してプレッシャーパスを仕掛けてきた、めっちゃ元気。

そこから自分は、Kガードからマトリックス→失敗してインバーテッドでガードリテンション→ワンレッグX→跳ばれて距離ができてしまい、またスタンドから再開。

また手首グリップ引き込み。
相手は、両足グリップして大きく流してパスしようとしてきたので、すぐに戻して三角に入れた。

相手に頭を上げられてしまい三角解除され、片足担ぎパスされるが、なんとかガードに戻す。

そこからまた距離ができたが、またスタンド再開が嫌だったので焦って無理矢理ハーフガードに入れ、False reapを狙う。

そこのグリップファイト中に脇を刺されてしまい、マットに背中をつけられ、一瞬マウントまで取られたが、ブリッジ→亀からのスクランブルで、なんとかまたハーフガードに戻す。

そこでまた相手は離れ、遠い距離から走られてしまいパスを許してしまう。

なんとか戻そうと亀になるが、がぶられネルソン→ダースのセットがされてるのを感じた。

残り時間も僅かなのが聞こえたから、もう背中を見せてでも逃げ切るしかなかった。案の定シングルバックを取られ、チョークを喰らうが、普段練習してる森戸さんや摩嶋さんの方がヤバいチョークだから、これなら耐えれると思い、数秒耐えて試合終了。

課題

False reapのセットの甘さとガードリテンション…次!

2試合目:曽谷英之選手

濱村健さんや上久保さんがいるTri.H studio所属の選手、それ以外情報無し。
見た感じ、年齢は自分より上っぽい…口髭がダンディな感じでオトナっぽい印象でした。

試合開始

引き込み成功。
1試合目の課題だったガードリテンション。相手が低い姿勢でパスしようとしてきたら頭の後ろを抱えたりしたら、相手はそれを解除しようとして足のグリップを解除するからパスの圧を分散できるなと気付いて実践してみると良い感じ。

False reapを狙い、サドルロック完成。
しかもダブルトラブル。

膝十字を獲りにいくが、相手にエスケープされ、50/50の状態に。

そこからまた外掛けし、再度サドルからの膝十字でフィニッシュ。たぶん2分半くらい。

課題

ガードリテンションは良くなったが、サドル入れてからのアタックのミスが多い…次!

3試合目:橋本善永選手

ラスト!

トライフォース池袋所属。
関原翔選手との対戦を観ていて、立ちが結構強かった印象。でも、下になると足の効きが良くないシーンもあったので、どこかのタイミングで自分が上になってトップゲームしても良いのかなって感じでした。

試合開始

引き込み成功。←成功率:100%
もう、やる事はハッキリしてきた。

Kガード→マトリックスの流れを相手は走ってエスケープしようとしたが、足首は片手でグリップし続けていたので、それをアンクルピックみたいに引っ張り上げてトップを取った。

そこからパスの圧をかけていくが、一種クローズドガードに入ってしまう。

すぐに片膝を入れて解除。
ニースライスパス→相手が亀になってエスケープしたところを慌ててバックを取りに行ってしまいスクランブル→トップキープ。

ケージ際だったので中央に持って行く。
ノースサウス→マウント。

肩固め狙いに行くもブリッジで盛大に飛ばされ、お互い立ちに戻る。

引き込み成功。
False reap狙う最中にまた走って逃げようとしたので、同様に足首グリップしたまま引き上げてトップを取り、片足担ぎでパス。

相手が暴れてきたが、レッグドラッグの形にして、再度肩固めを狙うもスクランブルになってしまう。

そこでしっかりがぶり、そこからバックテイク→ポジションを変えてトップから肩固め→キムラポジションから洗濯バサミ→腕十字を狙うが、残り3秒。キムラクラッチのまま焦って伸ばしてしまい、すっぽ抜け。極めきれずに試合終了。

課題

肩固めの精度とポジションキープ力。

試合後「note見てます!」と
言っていただき、とても嬉しかった

FINISH 09に出た感想

ひと言で言うと、「楽しかった!」です。

初めてのケージでのグラップリングもだし、外掛けアリ&足関がストレートフットロックと膝十字のみのアドバンスルールも自分の3試合の中で色々と試行錯誤して、試せたりしたので、良い経験になりました。

あと、大会終了時間も一本勝ちが多かったのもあり、14時には全50試合が終了していました。

帰りがもっと遅くなることを覚悟して、翌日月曜は仕事有休とってた萩野は、これにはビックリ!
これなら日曜開催でも地方参加者も助かります。
※計量&開始時間が朝9時からなので前泊する必要アリ

最後に、試合会場の雰囲気もすごく良かったです。

特に萩野が思ったのが、参加者層。
パッと見は色んな方がいた気がします。

修斗グラップリングみたいにMMA選手が大多数って感じでもないし、かといって殺伐としたマスター世代の足関おじさんばっかりでもなく、荒っぽい元気なアダルトが多い訳でもない。
良い意味で「バランスがとれてるな」と思いました。

こういう良い雰囲気の大会は、参加しやすいし、自分も帰って同じジムの練習仲間に「次は一緒に出てみようよ!」って言いやすい…そう感じています。

次回大会 FINISH 10には、周りもたくさん誘ってみてTeam LEOSで参戦予定!

Oss‼︎

最後までお読みいただき
とてもさんきゅう

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