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「いまここに集う、私の想い」新卒入社メンバー 鼎談編 ─変化を受けて強かに波頭を切る─

2021/08に発行した社内外報「BA MAG 2021」。そのコンテンツをnoteでもご紹介します。第1弾は、インタビュー企画「いまここに集う、私の想い」新卒入社メンバー鼎談編です。

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この夏、11期目に突入したツクルバ。
理念体系やロゴが刷新されたり、人数が大きく増えたり、働き方が変わったりといろいろな変化が続いています。

そんな中、ツクルバに集うメンバーは、いまどんなことを想っているのでしょうか。今回は全メンバーを代表して、推薦で選ばれた6名の話を聞いてみました。

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まず話を聞くのは、ツクルバ新卒入社の3人。新卒1期生の多久、2期生の荻野、4期生の佐藤がいま想うことは?

佐藤 諒(Ryo Sato)
cowcamo エージェントサービス事業部
エージェントサービス部 マネージャー

1995年新潟出身。早稲田大学文化構想学部卒業。コーヒーに関わる活動を精力的に行った学生時代を経て、2019年にツクルバ新卒入社。cowcamo エージェントサービス事業部に所属し、2021年8月より入社3年目にしてマネージャーへ。
多久 美聡(Misato Taku)
cowcamo エージェントサービス事業部
サービス戦略チーム マネージャー
エージェントサービスCX責任者

1991年福岡出身。九州大学大学院芸術工学府修了。2016年ツクルバ新卒1 期生として入社。コーポレート、カウカモ事業のイベントや企画・ディレクション・事業/ 営業推進などの業務を経て、2021年8月より現ポジションへ。
荻野 高弘(Takahiro Ogino)
不動産企画デザイン部
事業企画グループ

1991年新潟出身。東京工業大学大学院を修了。2017年にツクルバに新卒入社し、co-baの運営やjinnan、ebisuの立ち上げを経て、現在は不動産領域の企画開発を担当。好きな食べ物は丼もの、好きな映画は「Fight Club」、家具の組み立ては苦手ですが、DIYは大好きです。


企業と個人、想いの交差点

-理念体系が刷新されて、皆さんはどう感じてますか?

多久:寂しい気持ちも少しあったんですけど、ガラッとロゴも変わったし、会社が新しいフェーズに入ったんだってすごい感じました。それは全然ネガティブな気持ちではなくて。

荻野:より行動に紐づいて、具体的になったと思う。「場の発明」のために以前のクレドで物事に臨むマインドはあるんだけど、いざ実行に移すときに、今のTSUKURUBA 3 VALUESがあるとわかりやすいよね。3つ全部に共感しつつ、その時自分の関わってるプロジェクトとかに合わせて、一番ホットなものを使い分けてる感じです。

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-壱ノ型、弐ノ型的な?

荻野:そうそう(笑) 今のモードはこれだ!って。

佐藤:僕は入社した時から、VISIONにある「やがて文化になる事業をつくる」って部分と自分のやりたいことが重なってるんです。叶えたい日常を自由に実現することができて、それを提供してるサービスが結果として文化になる、って状態を目指したい。人が無意識にそれを行動として取り入れている状態というか。

カウカモで言えば、「住まいって自由に選択できるものだよね、自分の好きな空間に住むことができて、いつでも住み替えていくことができるよね」って感覚は、今はまだまだお客さんに根付いてないと感じていて。

多久:私は学生時代に建築学科にいて、就職は建築の道に行こうか迷ったんです。でも、作るだけだと何も社会は変わらないな、ってちょっと思って……。

世の中に立派な建築はたくさんあるし、憧れの建築家さんもたくさんいるんですけど、その人たちが社会をよくしようとしている想いが、自分の友達やまわりの人に全然知られていないことがもどかしかった。だからもっと、身近な人たちの生活をよりよくすることから携わっていけたらって思ったんです。

ただアイデアを生むだけじゃなくて、広くそれが根付いてる状態こそが「場の発明」だ、ってMISSIONにありますよね。そこにすごく共感します。カウカモを通じて、世の中の住まいに対する考え方をもっと変えていきたい。

ツクルバ生まれツクルバ育ちならではの……

-お3方とも新卒入社で、いわばツクルバ生まれツクルバ育ちですよね?

荻野:新卒入社の身としては、中途入社のみんなが羨ましいなって思うことはいっぱいあって。それぞれが魅力的なスキルやバックグラウンドを持ってるから、自分はわりと専門性がないなぁ?って思って苦しくなる時がある。

佐藤:うんうん。何でも屋さんというかね。

-じゃあ、“ならでは”の強みをあえて言うなら?

荻野:きっと、強みを作るのは僕らなんじゃないかなって気もしてて。これから新卒5年目6年目~って重ねていく中で、この会社にはこういう新卒の道があるんだな、って道を作っていきたいんですよね。

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多久:わかる! ここにいて幅広く何かに携わってきたってことは、知識や経験が広がり続けてるってことだと思うし。初期新卒として道を切り開きたいと思ってる。

それに、会社が成長してできることが増えてきてるなって。「こういうのやりたいけど、予算的にできないね……」ってことが結構今まであったんですけど、数年後の今、実現したりしてるんですよ。だからあきらめずにいたら、きっといずれやりたいことはできるって、ツクルバに対してどこかで貪欲に期待できてるのかも。

一生、過渡期かもしれない

-上場企業となり、組織が拡大する中で思うことは?

多久:文化になるものをつくるってことは“広がっていく”ってことだから、組織が大きくなるのは必然で。だからこそ効率化が重要になってくると思うんですよ。なんだけど、組織が小さいからこそできる非効率で遊び心のあるアクションみたいなところは無くなってきてるなって感じていて。今目指す方向のためには「仕方ないか」って折り合いをつけてる部分も正直あるんですけど、そういうアクションこそ面白い! って感じる自分もいる。

荻野:うん。co-ba shibuyaとかも、ebisuみたいな大きい場と比べれば効率はよくないですよね……でも、好きなんですよね。「あなたのために何かやってる」って感じがとても濃くて。

佐藤:めっちゃわかります。僕のいるエージェントサービス部は、メンバーが増えてくれてるからこそ、みんなが同じようにパフォーマンスできるように今ちょうど整えているところで。そうすると、本来好きだったはずの遊び心とか体温みたいなところが薄れてるというか。画一的になってないかな? って振り返ると不安になる。

多久:そこ、あともう一歩乗り越えたら、それを乗せられそうな感じがあるんだけどね!事実、サービスを適切に提供しつつ、個性を発揮しながら成果を出しているメンバーもいるし。それぞれが基本の型をきちんと習得して、その上に個性とかが乗っていくというか。

より多くのお客さんに安定したサービスを提供するなら、個々のスキルだけに委ねるんじゃなくて、組織としての仕組みづくりも大事だなと思うから。

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-まずは土台や骨組みを強固にした上で、ってことですね。

荻野:それによって強みがなくなるかもしれない、っていう怖さもあるんですけどね。でも大きく伸びていくタイミングで、マニュアル化することで遊び心や体温がなくなるよ~って文句を言うのは簡単だけど、仕組み化をしつつさらに個性が発揮できるような会社づくりに挑戦していくのが我々の世代なんだろうなって。そんな風向きはここ1年くらいすごい感じますね、過渡期というか。

多久:そうだね……一生何かしらの過渡期な気もするけどね……『いま過渡期だから』って毎年言われてる気がする!(笑) ツクルバの大事なエッセンスをいかに残しながら大きく成長していくか、っていうのはすごいテーマだよね。

未来に向かって航海中

-今の自分とツクルバとの関係性を表すと?

荻野:個人的には、ヨットみたいな感じ? ヨットって、大事なのは波と風のバランスを見ながら動かすことなんです。風ひとつ受けても、ちょっとずつ向きを変えて、進行方向を正していくんですよ。バランスを取った結果どこに行くかわからないけど、面白い方向へ行けそうだぞ~、っていう意味で。

-なるほど! ヨットはよく乗るんですか?

荻野:いえ、1回だけ(笑) ツクルバ号は、一直線ではなくてジグザグ進んでる気がするんですよね。その中で、全力で目指す未来に進んでるっていうか。自分の行きたい方向性はありつつ、ツクルバ号に乗ってると自分ひとりでは見れなかった世界が見える。

佐藤:僕の感覚で言うと、陸上の400m走ぐらいを日々やってる感じに近いです。決して短距離ではないけど、マラソンよりは速いスピード感で。全力を出し切る、とか、これ以上はきつい、とか。せめぎ合いの中で走り続けてる感じがしてます。

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-皆さんすごくポジティブですけど、落ち込むこととかって?

荻野:あります。毎日しっかり飲んでます!ただ、仕事って1日の8時間とかを使うじゃないですか。だからこそ無駄にしたらもったいないって思ってて。楽しみたいし、楽しくないなら楽しくしてやろう、って常に思ってるところはありますね。

多久:だんだん、自分はバカなんじゃないかって思えてきてるんですよね(笑) 落ち込むことも多いけど、すぐ忘れるし。多分単純なんだよね。

佐藤:死にはしないからいいか! って。

全員:わかる!

多久:それに私はきっと、いろんなミッションと自分自身のやりたいことを重ねたり、すり合わせたりするのが得意で。だから、わりと何事にもオーナーシップを持って向き合えるのかもなって思います。

荻野:さすが、過渡期を越えてきたもんね。

多久:まあ、過渡期っていうより、『成長期』かもね!



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