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本#11 「ココ・シャネルの言葉」 勇気をもらえる本

飛行機の中で気軽にちょっと読める本を探してて、本屋でこちらの文庫を見つけたので買いました。

あまり本当のことを知りませんでしたが、
ココシャネルさんの痺れる言葉、生き様が見えました。

あのシャネルのマークは、ココシャネルのCとカペルさんのCを重ねたものとか、
ココシャネルというのは20歳の時の舞台名で、あまり呼ばれたくない名前とか、
そういう小話も読んでよかったなーとは思ったのですが、
何よりこの方が何をしたのか、というのは意外に知らなかったなーというのが本当のところ。

Before シャネルは、我々がよく見るヨーロッパの膨らんだスカートを履いて華やかな帽子を被った女性像ですよね。あれだと動きずらいし、おめかしのためにたいそうなお金も時間もかかる。

After シャネル、つまりシャネルがしたことは、簡単にいうと洋服を昔から現在版にした、ということですね。

膨らんだ服ではなく、シュッとした服にすることにより、女性は動きやすくなり、家事などもしやすくなったということですね。
当たり前なようにも見えますが、それが前時代では当たり前じゃなかったんですよね。日本でいう、着物と現在の服くらい違うかったんでしょうね。

それを当時は女性がデザインするとか、世の中を変える、ということさえも珍しい時代だった、という意味では、今の女性の社会進出の象徴みたいな人ですね。

もちろん、抵抗勢力も多かっただろうけど、彼女はそれをどんどん乗り越え、歴史に残る人となった。

恋愛のことなども結構載っていて、意外にも恋多き人だったというのが分かった。
仕事一途な人なのだと思ってました。
近くにいたら、なかなかに大変な人だったかもしれませんが、
このように距離を持ってみると、すごい人だったんだなーと冷静に見れる人です。

いろんな言葉に勇気をもらえました。


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