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本#07 「世界一流エンジニアの思考法 」 職務と会社環境に大きく依存する

著者の仕事内容がプログラミングの世界という点と、
締め切りがあるようでないという点において、
提唱されている仕事のやり方ができる場合とできない場合があると感じたのが、
正直な感想です。

例えば、
出来るかどうか分からないから、まずは手を動かす、という流れが、
昨今の仕事ができる人の流れだが、
実は最初に仕様をしっかりと読み込んでやれば、やり直しが少ない工程もある。

→これは特にプログラミングの世界でそうだと思います。
物流の現場では、仕様というか標準作業とされている通りにやっても、例えば物の流れが標準とは違うとか波があるなどでその通りにいかない。つまりナマモノだから、その通りにできない、ということは往々にしてあります。

後、締切についても、ソフトウェア業界では、いついつまでに終わらせなければいけない、という最大にして最悪の制約がないことにより、自由な風潮や、この本のメインメッセージである、be lazyであることを貫き通せるのですが、物流の現場などは、今日中に幾つ出荷しなければいけないというのはマストな話であり、この本で言われているような明日できることは無理せず明日やろう、とはいかない。

なので、真似したいなーと思う反面、現場では無理よなーと思うのが大部分だった。

失敗を受け入れる文化、
マルチタスクをせず、シングルタスクで1つの仕事にフォーカスする、というのはすでに取り入れてることなので、このまま継続。

たくさんの仕事をするのではなく、たくさんある仕事の中で本当に意味があることをする、
瞑想をして頭の中を空っぽにする時間を作る、
この2点については、自分の仕事の中でも今後取り入れていきたいなと思うポイントでした。

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