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サプリを飲んでも効果なしの人がいる。その理由は?

皆さんは、それぞれ自分に必要なサプリを飲んでいると思います。

しかし、中には
サプリを飲んでも思ったような効果が出ない
効果なしの人がいます。

どうしてサプリを飲んでも効果ないのか。
じつは明確な理由が存在します。

そこで今回は、サプリを飲んでも効果ない3つのケース、およびその対策を解説します。
(記事の文末に動画を添付しています)

効果ないケース ①食事内容の悪さ

食事内容が悪いと、このあと述べる腸内環境が崩れるからです。

腸内環境を壊す悪い食事内容をかいつまんで列挙すると、

①加工食品の摂りすぎ
(栄養価が低い、添加物、人工甘味料、化学調味料が多い) 

②悪い油の摂りすぎ
(トランス脂肪酸、パーム油、リノール酸、酸化油 etc.)

③小麦食品および乳製品の摂りすぎ
(腸に炎症を起こすカゼイン&グルテンが含まれる)

④砂糖の摂りすぎ
(主成分である蔗糖が悪玉菌のエサになる)

⑤肉類の摂りすぎ
(消化に難を伴い未消化物が腸に残る)

⑥アルコールの飲み過ぎ

まずは、こういった食事内容に思い当たるケースがあれば、そこから改善してください。

効果ないケース ②腸内環境の悪さ

サプリとは言っても、れっきとした食べ物です。
腸内環境が悪いと、食べ物の吸収率が下がります。

それだけではなく、腸内環境が悪いと恐ろしいカンジダ菌も増殖します。

カンジダ菌は真菌(カビ)の仲間で、カンジダ菌による感染症をカンジダ症といいます。
カンジダ症が腸で起こると、頭痛、集中力低下、うつ、慢性疲労など全身症状を引き起こします。

さらに腸のカンジダ症は、リーキガット症候群の大きな原因の一つです。

リーキガット症候群は、腸管のバリアが破壊され、本来なら吸収されるはずのない異物が体内に侵入します。
それが炎症やアレルギーを発症させます。

サプリの吸収の話から若干それていますが、サプリが効かないよりも深刻な事態です。
腸内環境の良し悪しが如何に大切なのかが、改めて分かります。

腸内環境をよくするには、
悪い食事内容6つを減らす以外にも、
善玉菌を入れる
善玉菌のエサを入れる
便秘改善

など、いろいろあります。 

腸内環境の改善に関しては、このnoteでも10本以上の記事を公開しています。
関心のあるものを1本ずつお読みになって、腸内環境の勉強をしてください。


また、胃の環境が悪くても吸収率が低下する栄養素があります。

ミネラルの鉄(鉄分)です。
鉄の消化は、胃酸によって消化されやすい形になって十二指腸で吸収されます。

胃の環境が悪い、胃酸の分泌が少ない人は、鉄サプリを飲んでも吸収率が下がる可能性があります。
食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、胃酸分泌抑制剤の飲み過ぎ、ストレスなど原因はさまざまですが、胃酸が少ない人は対策が必要です。  

効果ないケース ③重金属の蓄積

水銀、ヒ素、カドミウム、アルミニウム、鉛などを指します。

重金属は、鉄や銅、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなど、有益ミネラルが結合する場所に先回り先回りして入ってしまいます。
すると、有益ミネラルが働けなくなってしまいます。

ミネラルは微量栄養素でありながらもその効果は幅広く、摂取吸収しても体内で働けなければ、あらゆる不調が出てきます。

対策として、まずは
重金属の摂取、蓄積を最少に抑えること

ここでは主だった3つをお伝えします

①マグロの食べ過ぎに注意する 
(大型魚は水銀が蓄積しやすい)

②米のカドミウム、鉛を除去する
・強アルカリ電解水でよく洗う
・ホタテ貝パウダー、ホッキ貝パウダーなど除去グッズを使う

③アルミニウムを多く含む医薬品に注意する
(薬をよく飲む人は一度調べてみてください)

もう一つの対策は、
重金属を除去する食べ物を積極的に摂ることです。
それに関しては、下の記事で詳しく解説しています。

足りなくても当然効かない

そもそも、摂取量が全く足りていない場合もあります。
量が足りていなければ、サプリに効果を期待するのは難しいです。

例えば、国内大手のマルチビタミンは、各栄養素の含有量が少な過ぎます。
欠乏症の予防はできますが、生活習慣病やウイルス疾患に対する予防は、無理と言わざるを得ません。

このnoteでは、タンパク質をはじめ、おもだったビタミン、ミネラル、ファイトケミカルなどの、積極的な推奨量を述べています。 
サプリを選ぶ際には、その積極的な推奨量を目安に、栄養素の含有量をチェックしてみてください。 

まとめ

サプリを飲んでも効果ないケース、
一つ目は食事内容の悪さ

悪い食事内容6つを挙げると、
①加工食品の摂りすぎ
②悪い油の摂りすぎ  
③小麦食品および乳製品の摂りすぎ
④砂糖の摂りすぎ
⑤肉類の摂りすぎ
⑥アルコールの飲み過ぎ

2つ目は腸内環境の悪さ

サプリとは言っても、れっきとした食べ物です。
腸内環境が悪いと食べ物の吸収率が下がります。

腸内環境をよくするには、悪い食事内容6つを減らす以外にも、
善玉菌や善玉菌のエサを入れる
便秘改善
などが効果的です。

サプリを飲んでも効果ないケース、
3つ目は重金属の蓄積

重金属の蓄積は、有益ミネラルの効きを悪くしてしまいます。

対策として、まずは
重金属の摂取、蓄積を最少に抑えること。

そして、
重金属を除去する食べ物を積極的に摂ることです。

この記事の内容については動画もアップしています。
合わせてご覧ください。


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